※本ページは広告・PRを含みます。更新日:2026年10月10日。制度確認日は世田谷区・練馬区・江戸川区・板橋区を除く10区が9月9日、立川市・町田市を除く多摩10市が9月10日、立川市が10月8日、世田谷区・練馬区・町田市が10月2日、江戸川区が10月5日、板橋区が10月10日です。
東京都の塗装関連助成は、外壁のみで使える区と、屋根が条件になる区で分かれます。一般塗装に使えるリフォーム助成もあれば、塗料の色ごとの反射率を確認する遮熱助成もあります。自宅の住所、塗る場所、施工者、申請時期の順で確認しましょう。ここでは一次資料を確認した14区と多摩12市を掲載しており、都内の全自治体や全助成制度を網羅していません。世田谷区と町田市には外壁塗装に使える区市の補助がなく、練馬区にあるのは工事費の補助ではなく融資あっせんと利子補給です。江戸川区も外壁塗装等のリフォームの助成金はなく、区が信用金庫の融資をあっせんし、断熱・遮熱の工事には優遇金利を設けています。板橋区は区が案内する住宅リフォームの助成に外壁塗装の枠がなく、区の断熱化住宅の補助も2020年度で終了しています。
14区の塗装関連助成と受付状況
上限額は全員が受け取れる額ではありません。葛飾区は所定の定額、それ以外の掲載制度も経費・面積・上限など計算方法が異なります。受付期間内でも予算枠や書類の受理を保証するものではありません。
| 区 | 主な対象と補助額 | 確認内容(世田谷区・練馬区は10月2日、江戸川区は10月5日、板橋区は10月10日、ほかは9月9日) |
|---|---|---|
| 足立区 | 既存の自己居住用戸建住宅への遮熱塗装。近赤外線領域の日射反射率50%以上の塗料を使用。税抜対象経費の3分の1、上限5万円(千円未満切捨て) | 2026年8月21日受付終了。翌年度の実施・条件は未定 |
| 墨田区 | 既存建物の屋根全面、又は屋根全面と外壁全面への遮熱塗装。外壁だけは対象外。税抜工事費の10%、戸建・事業所は上限15万円。分譲マンションは上限30万円 | 年度の受付期間内。予算に達した時点で終了するため残額は申請前に確認 |
| 葛飾区 | 築1年以上の個人住宅の屋根等又は壁の高反射率塗装。屋根等には屋上を含む。屋根等又は壁の片方は一律5万円/戸、両方を塗装する場合は一律10万円/戸 | 年度の事前協議受付期間内。個別の受理状況は窓口で確認 |
| 品川区 | 屋根・屋上・外壁・ベランダのいずれかへの遮熱性塗装。区の基準を満たす改修を1つ以上含む住宅工事。税抜工事費全体の10%、区民は上限20万円。マンション管理組合・賃貸住宅個人オーナーの共同住宅共用部は上限100万円 | 年度の申込期間内。先着順で予算到達時に終了、残額は要確認 |
| 港区 | 階下に部屋がある屋根・屋上の高反射率塗料。外壁、ベランダ、窓のひさし、防水工事は対象外。税抜材料費全額と対象面積×2,000円の低い方。区民は上限30万円、管理組合等は上限100万円 | 年度の申請期間内。予算・受理状況は申請前に確認 |
| 大田区 | 住宅の屋根・外壁の塗装や改修。一般塗装も対象工事一覧に掲載。助成対象額の10%、区分Aの通常リフォーム上限20万円(千円未満切捨て) | 年度の事前申込期間内。予算上限で終了するため残額は要確認 |
| 杉並区 | 既存住宅等の屋根・屋上又は外壁への高日射反射率塗装。外壁だけの施工も対象。税抜対象経費の20%、屋根と外壁を合わせて上限15万円(千円未満切捨て) | 受付期間内。区公表の2026年9月1日時点では予算残153,471,000円。9月9日の残額を示す数値ではない |
| 江東区 | 屋根・屋上・ベランダの太陽光熱が反射する部分への高反射率塗装。外壁塗装は対象外。施工面積1㎡当たり1,000円、個人住宅は上限20万円 | 年度の申請期間内。予算等の最新状況は区へ確認 |
| 台東区 | 屋上・屋根部の笠木・立上り等、ベランダへの高反射率塗料施工。外壁の側面塗装は対象外。税抜対象経費の20%、上限15万円 | 前期・後期とも事前申込受付終了。後期の抽選当選結果は2026年9月11日公表・メール通知予定(9月9日確認) |
| 目黒区 | 区民本人が居住する住宅の屋根・外壁などの改修。区分所有の共用部分やマンション共用外壁は対象外。税抜工事費の10%、上限10万円(千円未満切捨て)。見積額と実支出額の低い方で算定 | 予算の範囲内で先着順。受付終了の告知は確認できず、残額・受理可否は申請前に照会 |
| 世田谷区 | 令和8年度から外壁塗装と断熱材の設置はエコ住宅補助金の対象外。屋根・屋上全面の高反射改修(日射反射率50%以上)は1棟10万円(後期受付分から)。区内に店舗・営業所がある施工業者 | 外壁の補助なし。屋根の高反射改修を含む後期受付は2026年10月1日〜2027年1月31日(予算上限まで) |
| 練馬区 | 工事費の補助金なし。外壁も対象になる住宅修築資金の融資あっせん。融資額10万〜500万円、返済7年以内。世帯の所得・家族構成に応じて区が利子を補給 | 申込締切日の表示なし。申し込みから融資決定まで完了後に着工 |
| 江戸川区 | 一般住宅の外壁塗装等のリフォームの助成金なし。外壁塗装も工事例に入る住宅リフォーム資金融資あっせん。工事見積額の80%以内で10万〜500万円、金利2.0%(固定)、返済最長10年。屋根・外壁・窓等の断熱性又は遮熱性を高める工事は、区の基準に適合し工事費全体の過半を占める場合に0.9%(固定) | 受付期間の記載なし。申込みから融資決定まで40日程度、決定後に着工 |
| 板橋区 | 外壁塗装を対象にした区の助成なし。子育て世帯住宅リフォーム支援は20項目に外壁・塗装なし(対象工事費の2分の1、上限50万円、登録事業者の施工)。木造住宅の耐震改修は昭和56年5月31日以前が9/10・限度額220万円、昭和56年6月1日〜平成12年5月31日の在来軸組工法が2/3・限度額160万円 | 外壁に使える区の制度なし。子育てリフォームは予算に対する交付予定額の割合72.7%(10月14日の補正予算成立後。2026年10月26日確認)。耐震の承認申請は2026年12月4日締切、2/3の枠は令和8年度末で終了 |
多摩12市の塗装関連助成と受付状況
市部にも、一般塗装のリフォーム補助、性能条件付きの遮熱助成、屋根だけが対象の制度があります。金額が同じでも交付方法は異なり、東村山は行政ポイント、羽村はエコポイントと市内での対象購入を経た請求です。日野市と立川市は断熱改修の制度で、外壁塗装だけの工事には使えません。町田市には、外壁の塗装や改修に使える市の制度が見当たりません。
| 市 | 主な対象・補助の目安 | 受付状況(立川市は10月8日、町田市は10月2日、ほかは9月10日に確認) |
|---|---|---|
| 八王子市 | 屋根・外壁塗装、屋根葺き替え。昭和56年6月1日以降の耐震基準で建てられた戸建住宅が対象。補助対象工事費の20%、上限5万円 | 受付期間内。2026年8月末版資料で長寿命化枠の終了表示なし。最新残額は申請前に確認 |
| 東村山市 | 自己居住住宅の修繕・模様替え等。外壁の改修を相談する際は住宅本体の工事として対象範囲を確認。外構等の住宅本体以外の工事は対象外。税抜契約金の5%、最高10万円分のデジタル行政ポイント | 抽選申込受付中。予算を超える申込みがあるため2027年1月21日午後2時に抽選予定。給付確約ではない |
| あきる野市 | 住宅本体の修繕・改築、外壁修繕・塗り替え等。住宅に直接属さないカーポートや物置等は除外。税抜見積額と工事後支払額の低い方の5%、上限10万円(千円未満切捨て) | 2026年8月31日の公式告知で、予算到達による事前申請受付終了を確認 |
| 稲城市 | 自己居住住宅等の内外壁塗装・張替え、建物改修等。税抜見積額と完了工事額の低い方の10%、上限15万円(千円未満切捨て) | 2026年6月11日をもって申請受付終了 |
| 武蔵村山市 | 屋上・外壁・ベランダの遮熱塗装。JIS K5602による日射反射率50%以上、又はJIS K5675適合塗料(屋上のみ)。税抜対象工事費の2分の1、市内業者は上限5万円、市外業者は上限3万円 | 受付期間内。2026年9月4日時点の制度全体予算残額352万6千円。現時点の残額保証ではない |
| 狛江市 | 屋根面全体の高反射率塗装。外壁は対象外。対象塗料の材料費の4分の1以下、個人住宅上限4万円。共同住宅の共有部分等は上限20万円 | 2026年9月8日17時、予算上限到達により受付終了 |
| 羽村市 | 既存住宅等の遮熱性能を高め、特定部分の室内温度を低減する改修。塗料はJIS K5602のN6試験体で日射反射率50%以上又は同等性能。税等を除く対象経費の2分の1、優先(市内)事業者6万・一般事業者3万エコポイントが上限(1ポイント1円) | 受付期間内。2026年9月9日17時現在、制度予算残額98万円。申請時点で残っている保証はない |
| 福生市 | 一般の外壁・屋根等リフォーム。省エネルギー工事は別枠で判定。一般住宅リフォーム工事は10%・上限10万円。省エネ・バリアフリー工事は20%・上限20万円 | 一次・二次募集は終了。三次募集は2026年10月1日開始予定 |
| 国立市 | 既存住宅の屋根・屋上全面の遮熱塗装。外壁塗装は対象外。太陽光設備等の下で施工困難な部分は除外可。税抜補助対象経費の20%、上限4万円(千円未満切捨て) | 年度の受付期間内。予算残額未公表のため、申請前に窓口確認が必要 |
| 日野市 | 室内の外気に接する壁面等の断熱改修。公式ページは外壁塗装・屋根葺き替えを明確に対象外と記載。断熱改修工事費の6分の1以内、上限20万円。一般外壁塗装への給付額ではない | 2026年7月16日時点でバリアフリー・断熱改修の受付終了。外壁塗装は受付中だった時期も対象外 |
| 立川市 | 外壁・天井・床へ断熱材を充填・吹き込む等の改修と、窓・ドアの断熱改修。外壁塗装だけは対象外。市内に主たる事務所がある事業者の施工。対象工事費の2分の1、上限5万円(千円未満切捨て) | 令和8年度は予算が上限に達し受付終了(10月6日の市の発表) |
| 町田市 | 外壁の塗装・改修を対象にした市の助成制度なし。住宅バリアフリー化改修工事助成金は廃止。防犯対策補助金は防犯機器のみ | 外壁に使える市の制度なし |
多摩で申請前に分けておくこと
八王子市は登録施工業者による長寿命化改修が20%・上限5万円で、交付決定後の契約が条件です。武蔵村山市も契約前に決定を受けます。市内業者による施工の上限5万円は、市内に主たる事業所がある業者に限られます。
東村山市は2026年中に完了する工事について、2027年1月15日まで抽選申込みを受け付け、1月21日に抽選予定です。工事の完了期限と当選者の追加書類提出を混同しません。羽村市は事前届出で順位を得る方法と完了・支払後の申請があり、交付決定後に行う市内店舗での対象購入のレシート等を添えて請求します。
国立市は屋根・屋上の遮熱塗装を工事完了後に申請します。塗料材料費だけでなく対象施工に直接必要な工事費等も対象となる一方、外壁は対象外です。狛江市は屋根塗料の材料費が対象で、工賃を含む工事総額の4分の1とは計算しません。両市の算定方法を同一に扱わないことが大切です。
あきる野市・稲城市・狛江市は今回の新規受付を終了しています。日野市も断熱改修の受付終了に加え、一般の外壁塗装・屋根葺替え自体が対象外です。福生市の三次募集は10月1日開始予定で、一般リフォームの10%枠と省エネの20%枠を区別します。外壁に遮熱塗料を使うだけで省エネ枠と自己判断しないでください。
立川市の既存住宅断熱改修費補助金は、外壁で使えるのが断熱材を充填・吹き込む等の改修に限られ、塗り替えや遮熱塗装だけの工事は対象外です。交付決定を受けた後に着手し、2027年2月28日までに施工を完了させます。予算250万円に対し、9月29日現在の残額は25万円で、予算に達し次第受付を終えます。
町田市で「10万円の助成」という情報を見かけたら、廃止された住宅バリアフリー化改修工事助成金ではないかを確かめます。段差の解消や手すりの設置などの工事費の5分の4を上限10万円まで助成していた制度で、外壁の塗り替えは対象ではありませんでした。
14区で外壁だけを塗る場合に先に確認すること
大田区と目黒区は一般の屋根・外壁改修を含む住宅リフォームの枠です。品川区・杉並区・葛飾区には外壁への遮熱・高反射率塗装を対象に含む制度がありますが、塗料の性能基準や申請者の条件は同一ではありません。
墨田区は屋根全面、又は屋根全面と外壁全面の施工が必要です。港区・江東区・台東区の今回掲載した塗装助成では外壁側面を対象にできません。外壁と屋根を同時に契約する場合も、対象箇所の費用・面積を分けて計算します。
足立区は自己居住戸建ての遮熱塗装が対象でしたが、2026年8月21日で受付を終了しました。台東区の前期・後期の事前申込も終了しています。これから工事を依頼する方へ、受付済みの方と同じ助成見込みを示すことはできません。
世田谷区は令和7年度まで「住宅の外壁塗装」をエコ住宅補助金の対象にしていましたが、令和8年度は外壁塗装と断熱材の設置が対象から外れました。区の補助が残るのは窓・ドア・浴槽と屋根の高反射改修で、外壁と屋根を同じ足場で塗るなら、屋根の金額を見積書で分けておきます。練馬区は工事費の補助金がない代わりに、外壁の修築も対象になる住宅修築資金の融資あっせんがあります。返済が必要な融資で補助金とは扱いが異なり、融資の決定より前に着工すると使えません。江戸川区の住宅リフォーム資金融資あっせんも同じく借入れで、遮熱塗装で優遇金利0.9%を受けるには、断熱・遮熱の工事費が工事全体の過半を占めることが条件です。付帯部や内装を同時に頼むと割合が下がるため、見積書で遮熱塗装の金額を分けておきます。
板橋区で区の助成が外まわりの工事に関わるのは、耐震診断で評点1.0未満などと判断された平成12年5月以前の木造住宅(2階建以下)の耐震改修だけで、施工は区の指定業者に限られます。子育て世帯住宅リフォーム支援は手すりや段差解消など子どもの安全に配慮した工事が対象で、外壁の塗り替えは入りません。区が以前出していた窓・断熱材の補助は2020年度で終わり、2021年度以降の区の省エネ事業は使用量を減らした人へのポイント付与で、工事費の補助ではありません。
壁に断熱材を入れる改修なら、区市の制度がない地域でも東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業(窓口はクール・ネット東京)が候補になります。遮熱塗料を経費に含められるのはこの事業で断熱材を設置した部位に塗る場合だけで、契約と施工は事前申込の受付後に行います。断熱材は1つ以上の居室で外気に接する部分すべてに設置し、外壁は熱抵抗値2.7以上などの部位ごとの基準を満たすか、改修後に断熱性能等級5以上とすることが要件です。助成額は対象経費の1/3、1住戸100万円、国の補助を受ける場合の国の交付額のうち小さい額で、10月10日時点の事業ページは受付中と表示しています。
補助額は工事費の何%とは限らない
葛飾区の個人住宅用は屋根等か壁の片方で5万円、両方で10万円の定額です。江東区の個人住宅用は対象面積1㎡につき1,000円・上限20万円で、外壁の面積は含めません。
港区は対象材料費と対象面積×2,000円の低い方です。下塗りや仕上げ材が対象でも、施工費・消費税・防水工事まで含めた総工事費には助成されません。大田区の7,000円/㎡は助成計算の標準工事費で、業者の販売単価や地域の成約相場ではありません。
杉並区は屋根と外壁を合算して上限15万円です。目黒区では省エネリフォーム枠の断熱改修に遮熱・断熱塗装を含めないため、一般リフォームと区別します。見積書の段階で、制度名と対象経費を明記してもらうと計算違いを防ぎやすくなります。
工事前と工事後の手続きを区別する
杉並区の交付申請は工事・支払い完了後です。一方、品川区は着工前に工事着手届を出し、完成後に助成申請します。品川区の着手届には契約書の写し等が必要なので、全区共通で契約前申請と説明することもできません。
台東区では2026年度から事前申込受理と工事後の交付申請を分けます。後期申込者は9月11日予定の当選・受理通知を待って施工する手順です。9月2日の抽選順位決定を、そのまま着工許可と読み替えないでください。
墨田区の2027年3月17日は工事後の書類審査に合格する期限です。葛飾区では事前協議の受付最終日と完了報告の最終日が異なります。足場設置を着工と扱う区もあるため、申請日だけでなく現場の工程まで照合します。
東京の気象と14区の住宅構成
| 区 | 雨量の地域参考地点・統計期間 | 年間降水量 | 一戸建て比率 |
|---|---|---|---|
| 足立区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 28.51% |
| 墨田区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 16.47% |
| 葛飾区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 33.52% |
| 品川区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 15.21% |
| 港区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 5.14% |
| 大田区 | 羽田・1991~2020年 | 1,405.4mm | 24.04% |
| 杉並区 | 練馬・2013~2020年 | 1,553.3mm | 26.15% |
| 江東区 | 江戸川臨海・1991~2020年 | 1,364.0mm | 10.38% |
| 台東区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 14.64% |
| 目黒区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 19.71% |
| 世田谷区 | 世田谷・1991~2020年 | 1,654.2mm | 25.88% |
| 練馬区 | 練馬・2013~2020年 | 1,553.3mm | 29.73% |
| 江戸川区 | 江戸川臨海・1991~2020年 | 1,364.0mm | 27.82% |
| 板橋区 | 練馬・2013~2020年 | 1,553.3mm | 18.98% |
気象庁の平年値を地域参考として用いており、各区の全住宅で測った雨量ではありません。練馬は2013〜2020年の8年間で、他の掲載地点の降水量とは統計期間が異なります。板橋区は区内に平年値を出す観測点がないため、西に隣接する練馬の値を参考にしています。区内にある世田谷観測所は降水量だけを観測しており、気温や雪の平年値はありません。東京の雪の平年値は年降雪深合計8cm・年最深積雪6cmです。観測値がない地点を降雪0cmとは扱っていません。
住宅の一戸建て比率は2023年住宅・土地統計調査の「居住世帯のある住宅」を分母にしています。港区5.14%、葛飾区33.52%など構成に違いがありますが、全ての共同住宅が助成対象になるという意味ではありません。区別ページには建築時期7区分、月別雨量、区役所を基準とする概略の海岸距離も載せています。
沿岸距離は塩害の有無を判定する数値ではありません。湾岸部でも建物の向きや金属部分の状態が異なるため、腐食や防水層の傷みを現地で調べ、外壁・屋根の塗装で対応できる範囲を確認します。
多摩12市の雨量と住宅構成
| 市 | 雨量の地域参考地点 | 年間降水量 | 一戸建て比率 |
|---|---|---|---|
| 八王子市 | 八王子・1991〜2020年 | 1,643.0mm | 42.68% |
| 東村山市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 47.68% |
| あきる野市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 79.01% |
| 稲城市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 34.00% |
| 武蔵村山市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 62.31% |
| 狛江市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 33.32% |
| 羽村市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 49.90% |
| 福生市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 36.20% |
| 国立市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 33.03% |
| 日野市 | 八王子・1991〜2020年 | 1,643.0mm | 42.15% |
| 立川市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 31.62% |
| 町田市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 48.88% |
観測所と市内各住宅の条件は異なります。多摩の観測所で雪の値が欠ける項目を0cmとは扱わず、東京観測所の年降雪深合計8cm・年最深積雪6cmは地域参考として明示しています。一戸建て比率は同じ2023年住宅・土地統計調査の居住世帯のある住宅が分母で、空き家を含む総建物数とは異なります。
多摩各市のページには建築時期7区分と概略の沿岸距離、塗装工事業許可を確認した各3社を掲載しています。八王子・あきる野・福生は制度側の登録名簿も照合し、名簿の対応工事区分や台帳上の本店と営業拠点の違いを記載しました。登録や許可は、助成の採択や施工品質の保証ではありません。
施工会社の条件と見積書を確かめる
大田区は区内に本社がある中小事業者、目黒区は区内業者、世田谷区の屋根の高反射改修は区内に店舗や営業所を置く業者、立川市は市内に主たる事務所を有する事業者、板橋区の子育て世帯住宅リフォーム支援は区の住宅リフォーム事業者登録制度の登録事業者など、施工者の所在地や登録の条件にも違いがあります。区内へ出張できることと、制度で認める所在地要件を満たすことは別です。各区ページでは塗装工事業の有効な許可を確認した3社を掲載していますが、許可があるだけで各助成の施工者条件を満たすとは限りません。
見積書は塗装面積、商品と色、下地補修、足場、屋根と外壁の共通経費を分けて比較します。見積書の読み方と相見積もりの進め方も参考にしてください。
よくある質問
東京都内なら同じ遮熱塗料で助成を受けられますか?
条件は市区と製品区分で異なります。例えば葛飾区は近赤外線反射率70%以上等、港区は明度L*値60以上かつ近赤外線反射率60%以上です。商品名だけでなく使用する色の性能資料を確認します。
外壁塗装と屋根塗装をまとめると全額が対象ですか?
対象になる箇所と経費の種類は制度ごとに違います。外壁を対象にしない区ではその費用や面積を除きます。材料費のみ、面積単価、標準工事費との比較などの計算方法に合わせて見積書を整理します。
工事会社に相談すれば区への申請も済みますか?
済みません。申請者として提出・受理・通知の状況を確認する必要があります。施工会社が書類を支援する場合も、工事前写真や性能資料、支払後の領収書など、誰がいつ用意するかを決めておきます。
世田谷区・練馬区・町田市で外壁塗装の補助は受けられますか?
3区市とも、外壁塗装の工事費に使える区市の補助はありません。世田谷区は令和8年度から外壁塗装がエコ住宅補助金の対象外になり、町田市は住まいの制度一覧に外壁の助成が見当たりません。練馬区の住宅修築資金は外壁の修築にも使えますが、融資のあっせんと利子補給の制度で、工事費が補助されるわけではありません。
江戸川区の融資あっせんは助成金の代わりになりますか?
工事費を減らす補助ではなく、信用金庫からの借入れを区があっせんする制度です。区のページは一般住宅の外壁塗装等のリフォームの助成金制度はないと明記しています。融資の可否は信用金庫が審査し、工事(解体を含む)に着手していると対象になりません。
板橋区で外壁塗装の助成は受けられますか?
受けられません。区が住宅リフォーム向けに案内している助成に外壁塗装の枠はなく、窓・断熱材を含む区の補助も2020年度で終了しています。壁に断熱材を入れる改修なら、東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業が候補になります。
断熱改修の補助を外壁の塗り替えに使えますか?
日野市と立川市の断熱改修の補助は、外壁塗装だけの工事を対象にしていません。立川市で外壁が対象になるのは断熱材を充填・吹き込む等の改修で、塗装を同時に行う場合も見積書で断熱工事と塗装工事の金額を分けます。
住所と工事箇所を決めてから見積もりを比較
自宅の市区、外壁か屋根か、一般塗装か性能条件を満たす塗装かを先に整理しましょう。補助の利用可否と必要な修繕を分けて調査し、対象外だった場合にも支払える費用計画で複数社を比較します。
出典・確認日
制度確認日:世田谷区・練馬区・江戸川区・板橋区を除く10区は2026年9月9日、立川市・町田市を除く多摩10市は9月10日、立川市は10月8日、世田谷区・練馬区・町田市は10月2日、江戸川区は10月5日、板橋区とクール・ネット東京の事業は10月10日。公式資料、統計表、個別業者の情報は各市区ページにも出典を掲載しています。
