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江戸川区の外壁塗装に助成金はある?助成金はなし、区の融資あっせんで断熱・遮熱工事は年0.9%【2026年】

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江戸川区には、外壁塗装の費用を補助する区の助成金はありません。区の「住宅リフォーム資金融資あっせん制度」のページ(2026年3月31日更新)に、「江戸川区では一般住宅を対象とした外壁塗装等のリフォームの助成金制度はありません。」と書かれています。

そのページが案内しているのが、区が窓口になって信用金庫からの借入れをあっせんする制度です。区のパンフレットは修繕・模様替えの工事例に「外壁塗装」を挙げており、区が利子の一部を負担します。ただし返済が必要な融資なので、この記事では補助金とは分けて扱います。都内のほかの区市の状況は東京都の外壁塗装・助成制度一覧で比べられます。

目次

区が用意しているのは「助成」ではなく「融資のあっせん」

この制度は区の直接融資ではありません。申込みの窓口は区の福祉推進課住宅係で、融資の可否は朝日・東京東・小松川・東栄の4つの信用金庫が審査して決めます。

項目 区の案内
対象の住宅 区内の既存住宅で、所有者が現在居住している住宅または工事完了後3か月以内に居住する住宅
申し込める人 江戸川区民、住民税の滞納なし、十分な返済能力あり
融資額 工事見積額の80%以内で、10万円から500万円まで(1万円単位)
一般工事の金利 2.0%(固定)
優遇措置の対象工事の金利 0.9%(固定)
返済期間 融資額に応じて最長10年間

パンフレットによると、返済期間は融資額100万円までが3年以内、200万円までが5年以内、300万円までが7年以内、400万円までが9年以内、500万円までが10年以内です。年収が年間返済額の3倍以上あることが求められ、連帯保証人を立てて住宅融資保険に入るか、連帯保証人の代わりにしんきん保証基金の保証を受けます。保険料や保証料は別にかかります。

出典:江戸川区・住宅リフォーム資金融資あっせん制度(パンフレット「住宅リフォーム資金融資あっせん制度のご案内」を含む。2026年10月5日確認)

遮熱・断熱の工事なら0.9%、ただし工事費の過半が条件

区のページは、優遇措置の対象工事の1つに「屋根・外壁・窓等の断熱性又は遮熱性を高める工事」を挙げています。区の「気候変動対策に関する融資あっせん・助成制度一覧」(2026年8月21日更新)では、その例として「遮熱性塗装、外壁・窓等の断熱改修等」が示されています。

ただし、どの遮熱塗装でも0.9%になるわけではありません。パンフレットには、区で定める基準に適合した工事で、かつ工事費の合計がその他のリフォーム工事を含めた工事費全体の過半を要する場合に対象となる、と書かれています。申込みのときは、断熱性又は遮熱性を高める効果を確認できる製品の仕様書なども提出します。

見積もりの段階で、遮熱塗料の製品名と、遮熱塗装の部分の金額を他の工事と分けて書いてもらうと、優遇の対象になるかを窓口で確かめやすくなります。付帯部の補修や内装工事を同時に頼むと、遮熱塗装の割合が過半を下回ることもあります。区の基準の中身は公開ページに書かれていないため、福祉推進課住宅係(03-5662-0517)で確認してください。

出典:江戸川区・気候変動対策に関する融資あっせん・助成制度一覧、江戸川区・住宅リフォーム資金融資あっせん制度(2026年10月5日確認)

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着工できるのは申込みから約40日後

区のページには「着工は融資決定後となりますので、必ず工事着工前にご相談ください。」とあり、申込みから融資決定まで40日程度かかります。すでに工事(解体工事も含む)に着手している場合は対象になりません。受付期間の記載はなく、申込書類の提出を受け付けるのは区役所本庁舎の窓口だけです。

  • 窓口で申込用紙と説明を受け、内容明細の分かる工事見積書(契約後は工事請負契約書も)、図面、建物の登記全部事項証明書、住民票の写し、住民税の納税証明書、所得の証明などをそろえる
  • 申込者本人か内容を知る家族が窓口に出向いて提出する(書類確認に30分程度)
  • 区が書類を信用金庫へ送り、面接を含む審査を受ける(連帯保証人と住宅融資保険なら平均40日程度、しんきん保証基金なら平均2週間程度)
  • 融資契約と融資実行のあと、工事箇所の写真を撮ってから3か月以内に着工する
  • 工事後の写真をそろえて区へ完了報告をする

工事着手予定日は、申込日より40日以上先にするよう案内されています。秋の台風シーズン前に塗り替えたいなら、逆算して見積もりを早めに集めておきます。

区の脱炭素補助に外壁の区分はない

江戸川区の令和8年度の脱炭素補助金は、再エネ100%電力への切替やポータブル蓄電池などが対象です。電気自動車は7月26日に受付を終え、太陽光システムや定置型蓄電池の単独のメニューは令和7年度で終わっています。断熱や外壁の工事を補助するメニューはありません。

壁に断熱材を入れる改修なら、東京都の「既存住宅における省エネ改修促進事業」が受付中です。1つ以上の居室で外気に接する部分すべてに断熱材を設置し、外壁の断熱材は熱抵抗値2.7以上(又は改修後の住宅が断熱性能等級5以上)が条件です。断熱材の助成額は、助成対象経費の1/3、1住戸当たり1,000,000円、国の補助金を受ける場合は国の交付額のうち、いずれか小さい額です。遮熱塗料は、日射反射率(近赤外線波長領域)50%以上の製品を、この事業で断熱材を設置した部位に塗る場合に限り経費に含められます。契約・施工は事前申込の受付後で、交付申請兼実績報告は令和11年3月30日までです。

国の「みらいエコ住宅2026事業」は、窓などの開口部と躯体の断熱改修の組み合わせが前提で、補助対象工事に塗装はありません。外壁の断熱材は性能区分により1立方メートルあたり14,000円〜44,000円、上限は平成3年以前の家で100万円/戸または50万円/戸、平成4年〜平成28年の家で80万円/戸または40万円/戸です。着工は遅くとも2026年12月31日、交付申請の予約は遅くとも11月16日までで、リフォームの申請額は10月5日午前0時時点で予算の8%でした。申請はみらいエコ住宅事業者が行います。

これらの補助と区の融資あっせんを同じ工事で組み合わせられるかは、公開ページに書かれていません。両方を考えるなら、契約前に住宅係と各事業の窓口へ確かめてください。

出典:江戸川区脱炭素補助金、クール・ネット東京・令和8年度 既存住宅における省エネ改修促進事業、みらいエコ住宅2026事業・リフォーム、同・躯体の断熱改修(2026年10月5日確認)

火災保険と「区の助成で無料」の勧誘

台風や強風で外壁が壊れた場合は、火災保険の契約内容を確かめます。国民生活センターは「経年劣化による住宅の損傷は、自然災害などの事故による損害ではないので、保険金支払いの対象とはなりません。」とし、保険金の請求は加入者自身で行うことが基本だと注意しています。保険金が使えると勧誘する住宅修理サービスの相談は2019年度に2,684件あり、うその理由による保険金請求は保険金詐欺に該当するおそれがあります。

区には外壁塗装の助成金がないため、「区の助成で無料になる」「補助で半額」と言われたら、どの制度の話かを聞き、その場で契約しないでください。融資あっせんは借入れで、返済の義務は残ります。

出典:国民生活センター・保険金が使えると勧誘する住宅修理の注意喚起(2026年10月5日確認)

江戸川臨海の観測値:雨は年1,364.0mm、風が強い沿岸部

区内にある気象庁の江戸川臨海観測所(アメダス)の平年値です。降水量と気温は1991〜2020年の統計で、日照時間と年降雪深は観測項目がなく統計なしです。

項目 平年値
年降水量 1,364.0mm
年平均気温 15.9℃
日最高気温の年平均 19.7℃
日最低気温の年平均 12.7℃
平均風速 3.9m/s

臨海部の観測所で、平均風速は3.9m/sです。風を伴う雨は外壁や目地に横から当たるため、北面や海側の面の汚れ、シーリングの切れを見積もり前に確かめておきます。区役所から概略海岸線までの計算値は約5kmで、海に近い地域ではベランダの手すりや室外機まわりなど金属部分のさびを塗装前に点検しておくと安心です。この距離は区役所を基準にした概算で、個々の住宅の塩害を判定するものではありません。

出典:気象庁・江戸川臨海の平年値、国土地理院住所検索、Natural Earth海岸線(2026年10月5日確認)

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2011〜2020年築の一戸建てが16,840戸で最多

令和5年住宅・土地統計調査によると、江戸川区の一戸建ては91,750戸で、居住世帯のある住宅329,790戸の27.82%です。住宅の7割以上は共同住宅などが占めます。一戸建てを建築時期別に見ると、2011〜2020年築の16,840戸が最も多くなっています。

  • 1970年以前:5,270戸
  • 1971〜1980年:11,870戸
  • 1981〜1990年:12,650戸
  • 1991〜2000年:14,830戸
  • 2001〜2010年:15,170戸
  • 2011〜2020年:16,840戸
  • 2021〜2023年9月:2,640戸

2011〜2020年築の家は、最初の塗り替えを考え始める年数に入ってきました。そのうち2017年以降に建った家は、国の断熱改修の補助の条件(平成28年12月31日以前の新築)に当てはまりません。古い家で耐震補強を併せて行う場合、区の耐震助成制度の対象になる補強工事は、融資あっせんの優遇措置の対象工事に含まれています。

出典:e-Stat・令和5年住宅・土地統計調査 第9-2表(2026年10月5日確認)

区内で塗装工事業の許可を確認した3社

国土交通省の建設業者検索で、江戸川区内に主たる営業所がある塗装工事業の許可業者を3社確認しました。

事業者 電話 所在地 許可
株式会社瀬戸塗装 03-5879-4930 東京都江戸川区 興宮町14-1 東京都知事許可 第148761号(一般・塗装工事業)
株式会社今岡塗装 03-3651-8362 東京都江戸川区 興宮町6-3 東京都知事許可 第073219号(一般・塗装工事業)
株式会社うつくしき塗装 03-3877-1800 東京都江戸川区 江戸川5-27-17 東京都知事許可 第109780号(一般・塗装工事業)

有効期間の満了日は、株式会社瀬戸塗装が令和10年5月14日、株式会社今岡塗装が令和12年3月4日、株式会社うつくしき塗装が令和10年10月8日です。掲載は推薦ではなく、当サイトとの提携関係もありません。

出典:国土交通省・建設業者検索(2026年10月5日確認)

融資を使う前提で見積もりを集める

融資あっせんの申込みには、内容明細の分かる見積書と工事請負契約書が要ります。比較サービスを使うときも、区の融資を使うつもりであることを先に伝えておくと話が早く進みます。

ヌリカエ

ヌリカエ 外壁塗装の一括見積もり

遮熱塗料を使う場合は、製品名と仕様書を出せる会社かどうかを紹介の段階で確かめます。

外壁塗装の窓口

外壁塗装の窓口 最大4社の相見積もり

着工が申込みから40日以上先になることを伝え、工期の希望を調整してもらいます。

外壁塗装一括net

外壁塗装一括net 直接施工業者の一括見積もり

自己資金で塗り替える場合の価格比べに使えます。足場と付帯部の範囲を見積書でそろえてから比べます。

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よくある質問

江戸川区に外壁塗装の助成金はありますか?

ありません。区のページが、一般住宅を対象とした外壁塗装等のリフォームの助成金制度はないと明記しています。

融資あっせんで外壁塗装の費用を借りられますか?

区のパンフレットは修繕・模様替えの工事例に外壁塗装を挙げています。融資の可否は信用金庫の審査で決まり、着工は融資決定後です。

遮熱塗料で塗れば金利は0.9%になりますか?

区で定める基準に適合し、断熱・遮熱の工事費が工事費全体の過半を占める場合に対象となります。製品の仕様書を用意し、事前に住宅係で確かめてください。

工事を始めてから申し込めますか?

申し込めません。工事(解体工事も含む)に着手している場合は対象外で、申込みから融資決定まで40日程度かかります。

壁に断熱材を入れる工事に使える補助はありますか?

区の補助はありませんが、東京都の既存住宅における省エネ改修促進事業と、国のみらいエコ住宅2026事業が候補です。都の事業は事前申込の受付後に契約・施工します。

台風で外壁がはがれたら?

自然災害による損傷で契約がその損害を補償していれば、火災保険の対象になり得ます。経年劣化は対象外なので、まず保険会社に相談してください。

まとめ

江戸川区で外壁を塗り替えるとき、区の助成金で工事費を減らすことはできません。区の制度で使えるのは住宅リフォーム資金融資あっせんで、外壁塗装の費用を最大500万円まで2.0%で借りられ、遮熱・断熱の工事が工事費の過半を占めて区の基準に合えば0.9%になります。

借りる前提なら、内訳の分かる見積書を早めに集め、申込みから約40日後の着工で計画を立てます。壁に断熱材を入れる改修まで考えるなら東京都と国の補助、台風の被害は火災保険と、目的ごとに制度を分けて確かめてください。

江戸川区の近くの市区町

江戸川区から市役所どうしの直線距離が近い順に、当サイトで調べた周辺5市区町のページを並べました。助成制度は住んでいる市区町のものしか使えないため、隣の市の制度は参考として見比べてください。

東京都内の市区町を制度・受付状況で比べるときは、東京都の外壁塗装助成金の一覧をご覧ください。

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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