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青森県の外壁塗装に助成金はある?県独自の補助は見当たらず、八戸市は空き家バンク購入後・入居前の工事だけ【2026年】

本ページはプロモーションを含みます。

青森県で今の家の外壁を塗り替える場合、県や市の補助を前提に資金計画を立てるのは難しいと考えてください。県建築住宅課の住宅リフォーム情報ページ「リフォさぽ青森」が支援として紹介しているのは国の事業と市町村の制度検索で、外壁塗装や外壁の断熱に使える県独自の補助は載っていません。

八戸市でも、住み続けている自宅の塗り替えに使える市の補助は見当たりません。外壁の塗装が補助の対象になるのは、市の空き家バンクに登録された一戸建てを買った人が、売買契約の後、入居する前に行うリフォームに限られます。自宅の外壁塗装の費用を減らす制度として使えるものではない点に注意が必要です。

このページは八戸市から掲載を始めており、県内のほかの市町村は今後追加していきます。それまでは、お住まいの市町村の住宅担当窓口で制度の有無を確かめてください。

目次

八戸市・青森県・国の制度の比較表

外壁の塗り替えと外壁の断熱に使えるかどうかで分けました。

地域・制度 自宅の外壁の塗り替え 外壁の断熱改修 使える人・家 補助の水準
八戸市・空き家流通促進事業補助金(リフォーム・リノベーション工事) 対象外(入居前の購入物件のみ「塗装等の外装工事」が対象) 記載なし 空き家バンク物件の購入者・市街化区域 2/3・30万円または20万円(子育て世帯は+10万円)
八戸市・住宅用自家消費型太陽光発電設備等導入支援 記載なし 記載なし 太陽光発電設備を設置する住宅 5万円/kW・25万円まで
青森県・県独自のリフォーム補助 見当たらない 見当たらない ― ―
青森県・「A-wood」需要拡大事業 記載なし 記載なし 県産材を使う施工者(施主は申請しない) 1立方メートルあたり5万円・1棟50万円まで
国・みらいエコ住宅2026事業 対象外 開口部と組み合わせれば対象 平成28年12月31日以前に新築の住宅 40万〜100万円/戸

八戸市の空き家補助は、売買契約から90日以内で工事の前に申請し、入居前に工事を終えることが条件です。入居した後の塗り替えは対象になりません。

青森県の住宅支援は国の事業と市町村の制度の案内が中心

「リフォさぽ青森」(2026年6月8日に掲載情報を更新)で「リフォームなどへの支援」として並ぶのは、みらいエコ住宅2026事業や先進的窓リノベ2026事業を含む住宅省エネ2026キャンペーン、北海道住宅財団が窓口の既存住宅における断熱リフォーム支援事業、地方公共団体の支援制度の検索などです。県が自前で費用を出すリフォーム補助は見当たりません。

ほかの県の制度も、外壁との関係は薄いものばかりです。

  • 住宅用の太陽光発電設備等の補助:令和8年度はお住まいの市町村を経由して交付され、外壁や断熱の区分はありません
  • 「A-wood」需要拡大事業:県産材で新築・リフォーム・内外装の木質化などを行う施工者に交付する制度で、県の事業者登録を受けた建設業者が申請します
  • 耐震改修:国の「住宅・建築物安全ストック形成事業」を活用する市町村の補助として案内されています
  • 空き家活用推進ページ:「あおもり住まいのエンディングノート」の紹介で、県の空き家改修補助は載っていません

県のページには、DIYで住まいの断熱を進める案内(動画や冊子)もありますが、補助制度ではありません。

出典:青森県・リフォさぽ青森、青森県・住宅用自家消費型太陽光発電設備等導入支援事業費補助金、青森県・「A-wood」需要拡大事業、青森県・住宅・建築物の耐震化(補助制度)(2026年10月10日確認)

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八戸市の制度の位置づけ:外壁塗装に補助が出るのは購入した空き家だけ

八戸市の住宅・環境・耐震の各ページに、持ち家の外壁塗装を対象にした制度は見当たりません。市が「補助はない」と明記したページはないため、制度の一覧に該当がないことを根拠にしています。

外壁の塗装に触れているのは、八戸市空き家流通促進事業補助金のリフォーム・リノベーション工事です。市の要綱は対象工事の一つに「屋根、雨樋、柱、外壁等の修繕、塗装等の外装工事」を挙げています。ただし補助の対象経費は、市街化区域にある空き家の売買契約を結んだ後、入居前に行う工事に限られます。今住んでいる自宅の塗り替えには使えません。

主な条件は次のとおりです。

  • 市の空き家バンクに登録された一戸建てで、売買契約が結ばれていること
  • 購入者がその家に住所を移し、10年以上住み続ける意思があること
  • 市内に本店や支店がある法人・個人事業主が施工すること
  • 売買契約から90日以内で工事の前に申請し、リフォームの申請は令和8年12月11日まで(予算に達した時点で終了・先着順)

補助は対象経費の3分の2で、居住誘導区域の家は1戸30万円、その他の区域は20万円が限度、子育て世帯には10万円が上乗せされます。市木造住宅耐震改修支援事業の補助や、国・県の制度に基づくリフォーム補助を受けた家、受ける予定の家は対象外です。

市の木造住宅耐震改修支援事業は、令和8年度の募集を終えています。手続きの流れや問い合わせ先は八戸市の外壁塗装と助成制度のページで詳しく説明しています。

出典:八戸市・空き家流通促進事業補助金(令和8年度交付要綱・Q&Aを含む)、八戸市・木造住宅耐震改修支援事業(2026年10月10日確認)

外壁の断熱を考えるなら国の事業、ただし空き家補助とは両立しない

県にも八戸市にも外壁の断熱改修の補助がないため、壁に断熱材を入れるなら国の「みらいエコ住宅2026事業」が候補になります。窓などの開口部の断熱と、外壁などの躯体の断熱を組み合わせることが条件で、塗装だけの工事は対象工事に入りません。

建築時期で限度額が分かれ、平成3年以前の家は100万円/戸または50万円/戸、平成4〜28年の家は80万円/戸または40万円/戸です。手続きは登録されたみらいエコ住宅事業者が行います。交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日、着工は遅くとも12月31日までで、リフォームの申請額は2026年10月10日午前0時時点で予算の9%でした。

空き家バンクの家を買って直す人は注意が必要です。国のリフォーム補助を受ける予定の家は八戸市の空き家補助の対象外になるため、工事の中身と金額を比べて、どちらか一方を選ぶことになります。

出典:みらいエコ住宅2026事業・リフォーム、同・躯体の断熱改修(2026年10月10日確認)

八戸の寒さと風、一戸建ての建築時期

気象庁の八戸観測所の1991〜2020年の平年値と、八戸市の住宅統計をまとめました。

項目 八戸市
年降水量 1,045.1mm
年平均気温 10.5℃
年降雪深・年最深積雪 134cm・27cm
平均風速 4.9m/s(最多風向は西南西)
年間日照時間 1,844.3時間
市役所から概略海岸線まで 5km未満
居住世帯のある住宅 92,330戸
一戸建て(割合) 64,130戸(69.46%)
一戸建てで最も多い建築時期 1991〜2000年(13,630戸)

雨は年1,000mmあまりと多くありませんが、年平均気温は10℃台と低く、風も強めです。塗料は気温が低いと乾きにくいため、寒い時期を外して工期を組むのが無理のない進め方です。海岸線までの距離は市役所を基準にした概算なので、海に近い家は金属部分のさびや塗膜の傷みを現地で見てもらいます。

住宅の7割近くを占める一戸建てのうち、1971〜1980年築は11,250戸、1981〜1990年築は11,330戸あります。築30年を超えた家では、塗り替えと同時に断熱や耐震の状態も確かめておくと、あとで工事をやり直さずに済みます。

出典:気象庁・八戸の平年値、e-Stat・令和5年住宅・土地統計調査 第9-2表、国土地理院住所検索、Natural Earth海岸線(2026年10月10日確認)

見積もりの前に決めておくこと

  1. 補助を使うかどうかを先に決める。空き家補助を使うなら、売買契約の日から90日以内に、工事を始める前の申請が必要です。
  2. 空き家補助を使う場合は、依頼先が市内に本店や支店を持つ業者かを確かめる。
  3. 断熱改修も含めるなら、依頼先がみらいエコ住宅事業者に登録しているかを聞く。
  4. 補助を使わない塗り替えは、足場・付帯部・下地補修・シーリングの範囲をそろえて複数社の見積もりを並べる。

強風や大雪で外壁が壊れた場合は、契約の補償内容によって火災保険の対象になり得ます。国民生活センターは、経年劣化による損傷は保険金支払いの対象にならないとしており、請求は加入者自身で行うのが基本です。うその理由で請求すると保険金詐欺に当たるおそれもあります。「市の助成金で外壁塗装が無料になる」と勧誘されたら、その場で契約せず、市町村の窓口か消費者ホットライン188に相談してください。

出典:国民生活センター・保険金が使えると勧誘する住宅修理の注意喚起(2020年10月1日公表。2026年10月10日確認)

よくある質問

青森県に外壁塗装の補助はありますか?

県のリフォーム情報ページには、外壁塗装や外壁の断熱改修を対象にした県独自の補助は載っていません。紹介されているのは国の事業と市町村の制度検索です。

八戸市で今住んでいる家の外壁塗装に補助は使えますか?

住み続けている自宅の塗り替えを対象にした市の補助は見当たりません。

八戸市の空き家補助で外壁を塗装できるのはどんな場合ですか?

空き家バンクに登録された市街化区域の一戸建てを買い、売買契約の後、入居する前に行う工事に限られます。売買契約から90日以内で、工事の前に申請する必要があります。

国の断熱補助と八戸市の空き家補助は一緒に使えますか?

国や県の制度に基づくリフォーム補助を受ける予定の家は、市の空き家補助の対象外です。どちらか一方を選びます。

古くなった外壁の補修に火災保険は使えますか?

年数がたって傷んだだけの外壁は保険金支払いの対象になりません。強風や大雪などの災害による損害かどうかが分かれ目です。

まとめ

青森県には外壁塗装や外壁の断熱を対象にした県独自の補助が見当たらず、八戸市で塗装に補助が出るのも、空き家バンクの家を買って入居前に直す場合だけです。今の家の塗り替えは自費を前提に計画し、断熱まで手を入れるなら国の事業の期限を確かめます。

寒さと風の強い土地なので、塗料の乾きやすい季節に工期を組み、海に近い家はさびの点検も含めて複数社の見積もりを比べてください。

出典・確認日

確認日はいずれも2026年10月10日です。

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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