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神戸市の外壁塗装に助成金はある?市は「補助は行っていません」と回答・国の断熱補助と火災保険【2026年】

本ページはプロモーションを含みます。

神戸市には、外壁塗装に使える市の補助制度はありません。神戸市の公式FAQ「外壁塗装や屋根の改修工事の補助はありますか。」は、「外壁塗装や屋根の改修などの一般的なリフォームの補助は行っていません。」と回答しています。さらに、ほかのホームページで「自治体によっては補助がある」と書かれていても、神戸市では補助は行っていないと念を押しています。

市の助成金がないぶん、ほかの公的な支えを工事の目的ごとに見分けます。壁に断熱材を入れる改修なら国の事業、台風などの災害で傷んだ部分なら火災保険が候補になります。この記事では、2026年10月2日に確認した公式ページをもとに、神戸市の住宅で使えるもの・使えないものを整理します。兵庫県内でほかに制度がある市は兵庫県の外壁塗装・助成制度のまとめで比べられます。

目次

神戸市で外壁の工事費に関わる制度の早見表

最初に結論を一覧にします。「外壁塗装そのもの」に使えるものはなく、条件つきで外壁の工事に関係するものが2つあります。

支えの種類 外壁塗装との関係 2026年10月2日の状況
神戸市の補助 一般的なリフォームの補助なし(FAQで明記) 市の補助事業は耐震改修など
兵庫県の住宅向け支援 太陽光・蓄電池の補助、省エネ設備の融資 外壁や断熱材を対象とする県の補助は見当たらない
国のみらいエコ住宅2026事業 窓と壁の断熱改修が対象。塗装は対象工事にない 申請額は予算の8%(10月2日0時時点)
火災保険 自然災害などによる損害の修理。経年劣化は対象外 契約内容しだい

出典:神戸市FAQ No.2035(2026年10月2日確認)

市の回答が案内する補助と、外壁の扱い

FAQ No.2035(2024年10月31日公開)は、補助がないと答えたうえで、市の補助事業として「住宅の耐震改修に関すること」を挙げ、問い合わせ先に神戸市すまいの安心支援センター(すまいるネット、078-647-9933)を案内しています。すまいるネットが受付をしている市の補助を見ても、並ぶのは次の分野です。

  • 古い家を解体するとき、危険なブロック塀を撤去するとき
  • 耐震診断・耐震改修をするとき
  • 空き家・空き地を地域のために活用するとき
  • マンションの管理に関するとき

このうち「空き家地域利用補助制度」は、空き家を地域活動や交流の拠点、社会貢献のために使う場合に改修などの費用を補助するもので、補助対象経費の2分の1、最大200万円です。空き家を改修して社会貢献活動か地域活動を2年以上行うことなどが要件で、住み続ける自宅の塗り替えに使う制度ではありません。交付決定の後に契約や事業を始める決まりで、2026年度の申請は12月10日まで(予算に達した時点で終了)です。

なお、要支援・要介護認定を受けていない高齢者向けの「神戸市バリアフリー住宅改修補助事業」は、令和5年度で終了したとすまいるネットが案内しています。

市の「住まいの断熱化の推進」のページ(2026年9月1日更新)も、補助金情報として紹介しているのは国の住宅省エネ2026キャンペーンと、すまいるネットの省エネ関連情報一覧です。キャンペーンの詳細について「神戸市では詳細をお答えできません」と書かれているので、問い合わせは国の窓口へ向けます。

出典:神戸市FAQ No.2035、すまいるネット・すまいに関する補助制度、神戸市・空き家地域利用補助制度、神戸市・住まいの断熱化の推進(2026年10月2日確認)

兵庫県の制度は太陽光・蓄電池と融資が中心

兵庫県庁の「県内の再生可能エネルギー等導入に関する支援制度」に並ぶ県の事業は、自家消費型の住宅用太陽光発電設備の導入補助、太陽光発電の共同購入支援、住宅用創エネルギー・省エネルギー設備設置特別融資などです。「家庭における省エネ支援事業」も、(公財)ひょうご環境創造協会が蓄電システムと太陽光発電システムを新設した場合に費用の一部を補助するという内容です。外壁の塗装や断熱材を対象とする県の補助は、これらのページでは確認できませんでした。

空き家を改修する人向けの県の「空き家活用支援事業」は、対象地域から神戸市を除いています(明石舞子住宅団地の一部は、事業所型・地域交流拠点型のみ対象)。神戸市内の家に、この県の補助は使えません。

出典:兵庫県・県内の再生可能エネルギー等導入に関する支援制度、兵庫県・家庭における省エネ支援事業、兵庫県・空き家活用支援事業(2026年10月2日確認)

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神戸市の一戸建ては1991〜2000年築が最も多い

令和5年住宅・土地統計調査で神戸市の一戸建てを建築時期別に見ると、1991〜2000年の58,700戸が最多です。この年代の家は築25〜35年ほどで、2回目、3回目の塗り替えを考える時期に入っています。

  • 1970年以前:20,000戸
  • 1971〜1980年:33,200戸
  • 1981〜1990年:42,700戸
  • 1991〜2000年:58,700戸
  • 2001〜2010年:40,900戸
  • 2011〜2020年:38,800戸
  • 2021〜2023年9月:6,800戸

一戸建ての総数は261,800戸で、居住世帯のある住宅730,600戸の35.83%にあたります。建築時期別の戸数を足しても総数とは一致しないため、割合の目安として読んでください。数字は市全体の値で、区ごとの違いはこの表からは分かりません。

出典:e-Stat・令和5年住宅・土地統計調査 第9-2表(2026年10月2日確認)

築25年を超えた家と国のみらいエコ住宅2026事業

神戸市で最も多い1991〜2000年築の一戸建ては、国の「みらいエコ住宅2026事業」のリフォームの条件である「平成28年12月31日以前に新築」を満たします。ただし、1991年は平成3年にあたるため、同じ年代の家でも新築の年によって補助の上限が変わります。

工事の組み合わせ 平成3年以前の新築 平成4年〜平成28年の新築
開口部の断熱+躯体の断熱+特定エコ住宅設備 100万円/戸 80万円/戸
開口部の断熱+躯体の断熱 50万円/戸 40万円/戸

外壁が関わるのは「躯体の断熱改修」で、外壁に断熱材を入れる工事は性能区分に応じて1立方メートルあたり14,000円〜44,000円です。補助の対象工事に塗装はないため、断熱改修と一緒に塗り替えても、塗装の分は補助額に加わりません。外皮に面した窓がある居室を1つ選び(トリガールーム)、そこで窓などの開口部と躯体の断熱をそろえて行うのが前提です。

スケジュールは年内に区切られています。

  • 着工:2025年11月28日〜遅くとも2026年12月31日
  • 交付申請の予約:遅くとも2026年11月16日
  • 交付申請:遅くとも2026年12月31日(いずれも予算の上限に達した時点で終了)

工事請負契約は着工までに結んだものが対象で、契約日は問われません。申請するのは登録した「みらいエコ住宅事業者」で、一般消費者が直接申請することはできません。リフォームの申請額は、2026年10月2日午前0時時点で予算の8%です。2017年以降に建った家はこの事業の対象外なので、2011〜2020年築の家は新築の年を登記で確かめてください。

出典:みらいエコ住宅2026事業・リフォーム、同・躯体の断熱改修、同・公式トップ(2026年10月2日確認)

台風シーズンの「保険で無料」の勧誘に注意

国民生活センターによると、「保険金が使える」と勧誘する住宅修理サービスの相談は2019年度に全国で2,684件ありました。関東地方に多い一方で、近年は近畿地方など他の地域でも相談が増えていて、勧誘や契約は10月前後の秋台風シーズンに増える傾向があるとされています。訪問や電話で声をかけられても、その場で契約しないでください。

火災保険が修理に使えるのは、風災や水災など契約が補償する事故で壊れた部分です。国民生活センターは、経年劣化による住宅の損傷は自然災害などの事故による損害ではないので、保険金支払いの対象にならないとしています。年月とともに進んだ色あせやひび割れの塗り替えは、原則として保険では直せません。

  • 保険金の請求は加入者自身で行うのが基本です。まず保険証券を読み、加入先の保険会社か代理店に相談します。
  • うその理由で請求すると、保険金詐欺に当たるおそれがあります。
  • 「市の助成金で安くなる」「保険を使えば自己負担なし」と言われたら、どの制度か、どの契約かを聞き、公式ページや保険会社で確認してから判断します。
  • 不安なときは消費者ホットライン「188」で最寄りの消費生活センターに相談できます。

出典:国民生活センター「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる」と勧誘されてもすぐに契約しないようにしましょう!(2020年10月1日公表。2026年10月2日確認)

神戸観測所の平年値と、海から近い市街地

気象庁の神戸観測所(市内)の1991〜2020年の平年値です。市全体の目安として使い、山側と海側の差はこの値からは判断しません。

  • 年降水量:1,277.8mm
  • 年降雪深(降雪の深さの合計):1cm、年最深積雪:1cm
  • 年平均気温:17.0℃(日最高気温の平均20.5℃)
  • 年平均の相対湿度:65%
  • 平均風速:3.6m/s(最多風向は東北東)
  • 年間日照時間:2,083.7時間

雪の影響はほとんどなく、平均風速が3.6m/sあるため、風を受けやすい面は雨が吹き付けやすくなります。目地のシーリングや窓まわりのすき間は、塗装前の点検で見てもらいましょう。

市役所から概略海岸線までの計算値は5km未満です。潮風を受ける場所では、一般に鉄部のさびや外壁の汚れが目立ちやすいといわれますが、どの程度影響するかは立地や向き、建物の材料で変わります。この距離は市役所を基準にした概算で、一軒ごとの塩害を判定する値ではありません。海に近い家は、手すりや換気口などの金属部分も一緒に見てもらいましょう。

出典:気象庁・神戸の平年値、国土地理院住所検索、Natural Earth海岸線(2026年10月2日確認)

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補助を待たずに業者を比べるときの3つの窓口

市の補助がない神戸市では、募集の時期や交付決定を待たずに、複数社の見積もりを同じ条件で並べられます。海に近いか、国の断熱改修も考えるかを最初に伝えておきます。

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ヌリカエ 外壁塗装の一括見積もり

建物の築年と、前回の塗り替えからの年数を伝えると、診断の要否も含めて相談しやすくなります。

外壁塗装の窓口

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国の断熱改修を検討する場合は、紹介された会社がみらいエコ住宅事業者に登録しているかを契約前に確かめます。

外壁塗装一括net

外壁塗装一括net 直接施工業者の一括見積もり

塗り替えだけの価格比べに向いています。鉄部の塗装やシーリングの打ち替えが見積もりに含まれているかをそろえて比べます。

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神戸市内に営業所がある塗装工事業の許可業者3社

国土交通省の建設業者検索で、神戸市内に主たる営業所があり、塗装工事業の許可が有効な事業者を、区が重ならないよう3社選びました。

区 事業者 所在地 電話 許可
須磨区 有限会社安広塗装店 〒654-0152 兵庫県神戸市須磨区 東落合3-4-29 078-742-6104 兵庫県知事許可 第111288号(一般・塗装工事業)
垂水区 大島塗装店 〒655-0853 兵庫県神戸市垂水区 つつじが丘3-3-3 078-647-7965 兵庫県知事許可 第118974号(一般・塗装工事業)
西区 有限会社ナカシモ塗装 〒651-2106 兵庫県神戸市西区 伊川谷町井吹291-1 078-975-7889 兵庫県知事許可 第117341号(一般・塗装工事業)

許可の有効期間が満了する日は、有限会社安広塗装店が令和13年8月19日、大島塗装店が令和11年9月30日、有限会社ナカシモ塗装が令和9年6月19日です。許可は兵庫県知事によるもので、国の断熱補助の事業者登録とは別の仕組みです。掲載は推薦ではなく、当サイトとの提携関係もありません。

出典:国土交通省・建設業者検索(2026年10月2日確認)

よくある質問

神戸市に外壁塗装の助成金はありますか?

ありません。神戸市の公式FAQが、外壁塗装や屋根の改修などの一般的なリフォームの補助は行っていないと明記しています。

屋根の塗り替えや葺き替えも対象外ですか?

同じFAQが屋根の改修も挙げて、補助は行っていないと答えています。耐震改修としての工事であれば、市の耐震改修の補助を、すまいるネットに相談できます。

兵庫県の補助なら神戸市でも使えますか?

確認できた県の住宅向けの補助は太陽光発電や蓄電池が中心で、外壁や断熱材は対象になっていません。空き家を改修する県の補助は、神戸市が対象地域から除かれています。

外壁を断熱リフォームすれば国の補助を受けられますか?

平成28年12月31日以前に新築された住宅で、窓などの開口部と躯体の断熱改修を組み合わせれば、みらいエコ住宅2026事業の対象になり得ます。申請は登録事業者が行い、塗装の費用は補助の対象工事に含まれません。

台風で外壁が傷んだら火災保険で直せますか?

契約が風災などを補償していて、その災害で壊れたのであれば対象になり得ます。経年劣化は対象外です。業者に任せきりにせず、加入先の保険会社に自分で相談してください。

海に近い家は特別な塗料にしないといけませんか?

決まりはありません。市役所から海岸線までは5km未満ですが、潮風の影響は家ごとに違います。現地を見たうえでの提案を複数社から受け、塗料と下地処理の理由を比べて選んでください。

まとめ

神戸市は、外壁塗装を含む一般的なリフォームに補助を出していないとFAQで明言しています。兵庫県の住宅向けの支援も太陽光・蓄電池と融資が中心で、塗り替えの費用を直接下げる公的な制度は見当たりません。

使える可能性があるのは、目的が合う場合だけです。平成28年以前に建った家で窓と壁の断熱を一緒に見直すなら国のみらいエコ住宅2026事業を、台風などで壊れた部分なら火災保険の補償内容を確かめます。どちらにも当たらない塗り替えは、海との距離や鉄部の状態まで伝えて相見積もりを取り、工事の範囲をそろえて比べることが、費用を抑えるいちばん確かな方法です。秋は「保険で無料」の勧誘が増える時期でもあるため、その場では契約しないでください。

神戸市の近くの市区町

神戸市から市役所どうしの直線距離が近い順に、当サイトで調べた周辺3市区町のページを並べました。助成制度は住んでいる市区町のものしか使えないため、隣の市の制度は参考として見比べてください。

兵庫県内の市区町を制度・受付状況で比べるときは、兵庫県の外壁塗装助成金の一覧をご覧ください。

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出典・確認日

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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