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静岡県の外壁塗装助成金【2026年】静岡市・浜松市・富士市・沼津市・磐田市の制度比較

本ページはプロモーションを含みます。

静岡県で一次資料を確認した5市のうち、長く住んでいる自宅の外壁を塗り替える工事に市の補助が出る市はありませんでした。浜松市・富士市・静岡市は外壁の改修費を補助の対象に含む制度を持っていますが、浜松市は市外から移住して2年以内の世帯、富士市と静岡市は空き家バンクの物件を売買・賃貸する当事者が対象です。

沼津市は省エネリフォームの補助で外壁の断熱を対象にしていますが、断熱材を使う工事に限られ、手引きに「※断熱塗装は対象外です。」とあります。磐田市は「現在お住まいの住宅に行う外壁塗装、外壁改修等に対する助成制度(補助金等)はありません」と案内し、市内の中古建物を購入して住む場合に限って、既存住宅取得等事業費補助金で外壁塗装等ができるとしています。静岡市も住宅政策課のページで「外壁・屋根の塗装、雨漏りの修理に対しての補助制度は設けていません」と明記しています。

目次

5市の制度の比較表

市 制度 外壁の扱い 補助 対象者 申請の時期 期限・受付状況
浜松市 ハマライフ住宅取得費等助成事業費補助金 「外壁、屋根の改修工事費」を対象経費に明記 対象経費の2分の1・上限100万円 移住後2年以内で、申請者と配偶者等がともに50歳未満の世帯 対象経費を支払った後 2027年2月26日
富士市 富士市空き家リフォーム支援補助金(空き家バンク利活用支援) 「内装、外装又は屋根の改修工事」が対象 工事費の2分の1・上限80万円(加算は市外転入20万円か媒介手数料5万円のどちらか) 空き家バンク物件の所有者・購入者・賃借人(契約済み) 工事の着手前 実施期間は2027年3月31日まで。予算額の上限に達し受付終了(10月7日の市の発表)
静岡市 静岡市空き家改修事業補助金 「内装、外装、屋根又は開口部の改修費」が対象経費(自宅の塗装は補助制度なし) 対象経費の3分の2以内・上限100万円(移住者・子育て世帯などは200万円) 空き家情報バンクに登録のある空き家の購入者・貸主 工事の契約締結前(交付決定後に契約・着工) 令和8年度の締切は窓口で確認(実績報告は3月中旬まで)
沼津市 沼津市住宅用新エネ・省エネ機器設置費及び省エネリフォーム費補助金 床・壁・天井の断熱改修(合計30㎡以上)。断熱塗装は対象外 施工面積10㎡当たり1万円・上限6万円 市内の自ら住む住宅、または完成後1年を過ぎた中古住宅に住む予定の人 工事着工予定日の14日前まで(交付決定後に着手) 令和9年3月12日まで先着順・予算がなくなり次第終了(9月末の予算残1,290,000円)
磐田市 既存住宅取得等事業費補助金 住み続ける自宅は対象外。市内の中古建物を購入して住む場合に限りリフォームの一環で外壁塗装等が可能 リフォーム工事費の2分の1・上限150万円/100万円/50万円 市内の既存住宅を取得し、リフォームして住む人 交付申請の後に契約(工事後の申請は対象外) 年度内に着手から完了まで。予算の範囲で交付

確認日は、浜松市が2026年9月21日、富士市が2026年9月23日(受付状況は10月13日)、静岡市が2026年10月5日、沼津市と磐田市が2026年10月14日です。

5市のうち、住み続けている自宅の塗り替えに使える市の補助はゼロです。浜松市は移住者、富士市と静岡市は空き家、磐田市は中古住宅の購入者に限った制度で、沼津市の補助は塗料ではなく断熱材で外壁の性能を上げる工事が対象です。このページでは5市とも「外壁塗装の補助がある市」には数えていません。

申請の時期を取り違えない

浜松市は、申請日からさかのぼって2年以内に支払った費用が対象で、工事を終えて支払ってから申請します。支払いを分けた場合はすべての領収書が必要です。

富士市は反対に、工事着手前の申請が必要で、申請前に着手すると補助を受けられません。さらに、売買か賃貸借の契約日から、空き家の引渡し日の3か月後までに着手する工事という期限があります。浜松市と同じ感覚で「工事が終わってから申請」とすると、富士市では対象外になります。

静岡市はさらに早く、塗装会社などとの工事契約より前に申請し、交付決定を受けてから契約・着工します。申請から交付決定の通知までは1〜2週間かかり、申請の前には住宅政策課での相談が求められています。

沼津市は、工事着工予定日の14日前までに環境政策課の窓口へ申請書を持参し、交付決定の後に着手します。手引きは足場の設置も「工事の着手」に含めているため、塗装と断熱を同時に行う計画では足場を組む日から逆算します。磐田市は交付申請の後にかかった経費だけが対象で、リフォーム費の補助ではリフォーム工事の契約日が事業着手日になり、着手から完了までを同じ年度内に終える必要があります。

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静岡市の空き家改修補助で確かめる条件

静岡市の補助は、1年以上空き家であること(ゆとりある住宅地区内を除く)、売買契約から1年以内の申請、独立した居住部分の延床面積40平方メートル以上、耐震基準を満たすこと(改修で満たす場合を含む)、災害レッドゾーンに含まれないことなどを、すべて満たす必要があります。中山間地域(オクシズ地域)の空き家は別の事業の対象で、この補助には入りません。

「外装」の範囲は、市のページ・交付要綱・チラシのいずれにも詳しい説明がありません。外壁の塗り替えを補助対象経費に含めたいときは、見積書を持って住宅政策課で事前に確かめます。改修した空き家の機能と用途は、工事完了の翌日から10年以上維持することも求められます。

沼津市は断熱材の工事、磐田市は買った家のリフォーム

沼津市の省エネリフォームで外壁が対象になるのは、熱伝導率0.052以下の断熱材を使い、床・外壁・天井を合わせて30㎡以上施工する断熱工事です(部分断熱可)。遮熱や断熱をうたう塗料で塗り替える工事は、手引きの「断熱塗装は対象外」に当たります。補助額は面積で決まり、60㎡で上限の6万円に届きます。窓の断熱は別のメニュー(0.8㎡当たり5,000円・上限4万円)で、補助は種類ごとに1回までです。令和8年9月末現在の予算額は4,454,000円、予算残は1,290,000円で、申請は先着順に受理されます。

磐田市の既存住宅取得等事業費補助金は、人が住んだことがある戸建てで、現に使っていないか3か月以内に使わなくなる住宅を取得した人が対象です。リフォーム工事費の2分の1が補助され、上限は若者世帯・子育て世帯で市外から転居する場合150万円、市内転居などで100万円、それ以外の世帯は50万円です。若者世帯は世帯全員が39歳以下、子育て世帯は中学生以下の子ども(胎児を含む)が同居する世帯をいいます。事業完了日から10年間住む見込みや、住む地域の自治会への加入なども条件に入っています。

磐田市の省エネ関係の奨励金は太陽光発電・蓄電池・エネファームなどの設備が対象で、断熱や外壁の区分はありません。沼津市の省エネリフォーム費補助金は市のほかの補助金とは併用できず、国や県の補助金とは併用できると手引きに書かれています。

静岡県の制度は新築向けと耐震の外部改修

静岡県の省エネ住宅新築等事業費補助金(省エネ住宅新築等補助制度)は、ZEH水準の一戸建てを新築・購入する世帯向けで、既存住宅の外壁は対象になりません。令和8年度は第1期が10月14日まで、第2期が11月2日から令和9年3月12日までで、予算に達し次第受付を終えます。

県の住まいづくり支援ガイド(令和8年度版)には、木造住宅の耐震化で屋根の軽量化や外壁面への補強材設置などを行う外部改修事業が載っていますが、窓口は市町で、補助事業を実施していない市町もあると注記されています。同じガイドの「住んでよし しずおか木の家推進事業」のリフォームは、自ら住む住宅の仕上材に「しずおか優良木材等」を20㎡以上使う工事が条件で、塗装の補助ではありません。どれも外壁の塗り替えを補助する県の制度ではありません(沼津市・磐田市の欄とあわせて2026年10月14日に再確認)。

静岡市で使える耐震の補助は、昭和56年5月31日以前に建てた木造住宅の耐震補強で、市の木造住宅耐震事業のページに外部改修の区分は見当たりません。外壁に断熱材を入れる改修なら、窓などの開口部と組み合わせる国の「みらいエコ住宅2026事業」が候補になり、塗装は対象工事に入っていません。この事業は平成28年12月31日以前に新築された住宅が対象で、交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、申請は登録した事業者が行います。

雨の量と住宅の構成

市 観測所 年降水量 年降雪深合計 市役所から概略海岸線まで 一戸建て(比率)
浜松市 浜松 1,843.2mm 0cm(参考値) 約5km 198,800戸(61.64%)
富士市 富士 2,159.1mm 統計なし 5km未満 67,410戸(69.10%)
静岡市 静岡 2,327.3mm 0cm 5km未満 172,600戸(59.09%)
沼津市 三島(三島市) 1,868.2mm 2cm(参考値) 5km未満 46,530戸(56.37%)
磐田市 磐田 1,748.0mm 統計なし 約5km 47,490戸(73.19%)

気象値は1991〜2020年平年値、住宅は令和5年住宅・土地統計調査の値です。浜松・富士・静岡・磐田は市内の観測所ですが、沼津市内には平年値の観測点がないため、隣接する三島市の三島観測所を参照しています。富士市の年降水量は2,000mmを超え、浜松市より300mm以上多くなっています。静岡の観測所はさらに多い2,327.3mmで、5市の中で最も雨が多い地点です。浜松の降雪0cmと三島の2cmは気象庁が参考値として示す値、富士と磐田の降雪欄は統計なしで、どちらも「雪が降らない」ことを数値で示したものではありません。

浜松市・富士市・磐田市は一戸建ての比率が6割を超え、磐田市は73.19%と5市で最も高い値です。沼津市は56.37%で、居住世帯のある住宅82,540戸のうち一戸建てが46,530戸です。浜松市と静岡市は政令市で、北部の山間部まで市域が広いため、統計と気象値は市全体の目安として読みます。雨の多い静岡市や富士市では、壁面だけでなく目地のシーリングや窓まわりからの水の入り方も点検の対象にします。駿河湾に近い沼津市では、金属部分のさびも見積もりの際の点検項目に入れておきます。

市 塗装工事業の許可を確認した事業者(許可番号)
浜松市 株式会社カワイ塗装(静岡県知事許可 第037310号)、株式会社さなる塗装(静岡県知事許可 第039824号)、哲塗装(静岡県知事許可 第036854号)
富士市 有限会社清塗装店(静岡県知事許可 第011003号)、株式会社久保田塗装(静岡県知事許可 第024994号)、有限会社芦川塗装(静岡県知事許可 第028047号)
静岡市 有限会社西谷塗装(静岡県知事許可 第022977号)、株式会社小川塗装店(静岡県知事許可 第021188号)、桜田塗装(静岡県知事許可 第039541号)
沼津市 株式会社高田守建築塗装(静岡県知事許可 第036797号)、栄塗装店(静岡県知事許可 第041054号)、上條塗装(静岡県知事許可 第042205号)
磐田市 うづき塗装(静岡県知事許可 第038334号)、有限会社寺田塗装工業(静岡県知事許可 第001224号)、有限会社池谷塗装興業(静岡県知事許可 第023288号)

各社の所在地・電話は市別ページに載せています。許可は国土交通省の建設業者検索で確認したもので、掲載は推薦ではなく、当サイトとの提携関係もありません。

県内のほかの市町で探すとき

5市では、外壁改修を対象に含む制度が移住者向け・空き家活用向け・中古住宅の購入者向けで、沼津市だけが自宅の断熱改修を扱っていました。県内の市町のページを見るときは、「移住」「空き家バンク」「住宅取得」「省エネリフォーム」の入口をそれぞれ確かめます。

見つけた制度が移住者向けなら転入日と年齢、空き家向けなら空き家バンクへの登録と契約日、中古住宅向けなら取得日からの期間が条件になりやすく、工事の内容より先にこれらの日付を確認する必要があります。省エネ向けの制度では、沼津市のように塗料による断熱を除いている例があるため、断熱材の種類と面積の条件を読みます。静岡市や磐田市のように、塗装の補助がないと一文で示している市町もあるため、よくある質問や居住支援の一覧ページも合わせて読みます。

よくある質問

静岡県で自宅の外壁塗装に使える補助はありますか?

確認した5市には、住み続ける自宅の塗り替えに使える市の補助はありません。静岡市は塗装と雨漏り修理の補助制度を設けていないと明記し、磐田市も現在住んでいる住宅の外壁塗装・外壁改修に助成制度はないと案内しています。

浜松市は工事前に申請しますか?

浜松市は対象経費を支払った後に申請します。申請日から2年以内に支払った費用が対象です。

富士市は工事の後でも申請できますか?

できません。工事の着手前に申請が必要です。

浜松市の年齢条件は夫婦のどちらかが50歳未満ならよいですか?

申請者と配偶者等がともに50歳未満であることが条件です。ひとり親世帯は世帯主が50歳未満です。

富士市の補助は最大いくらですか?

基本額の上限80万円に、市外から転入する人は20万円が加算され、最大100万円です。媒介手数料の加算とは併用できません。

富士市の制度はいつまで使えますか?

実施期間は2027年3月31日までですが、市は交付申請額が予算額の上限に達したため申請受付を終了したと案内しています(令和8年10月7日時点、2026年10月13日確認)。次の募集の有無は住宅政策課へ確認します。

静岡市の空き家補助で外壁の塗り替えは対象になりますか?

補助対象経費に「外装」の改修費が入っていますが、塗装がどこまで含まれるかの説明は公式資料にありません。見積書を持って住宅政策課で事前に確認し、交付決定を受けてから契約します。

沼津市の省エネリフォーム補助は断熱塗料の塗り替えに使えますか?

使えません。手引きに「断熱塗装は対象外」とあり、対象は熱伝導率0.052以下の断熱材で床・外壁・天井を合計30㎡以上断熱する工事です。補助は10㎡当たり1万円で上限6万円、申請は着工予定日の14日前までです。

磐田市で中古住宅を買った場合は外壁塗装に補助が出ますか?

市内の中古建物を購入して住む場合に限り、既存住宅取得等事業費補助金でリフォームの一環として外壁塗装等ができます。補助はリフォーム工事費の2分の1で、上限は世帯により150万円・100万円・50万円です。工事の契約より前に交付申請が必要です。

まとめ

静岡県の5市は、どの市も住み続ける自宅の塗り替えを補助していません。浜松市は移住して2年以内の世帯、富士市と静岡市は空き家バンク物件の当事者、磐田市は中古住宅を買って住む人に限った制度で、沼津市は断熱材による外壁の断熱だけが対象です。静岡市と磐田市は、自宅の塗装に使える補助がないことを公式に示しています。

最も注意したいのは申請の時期で、浜松市は支払いの後、富士市は着手の前、静岡市と磐田市は工事契約の前、沼津市は着工の14日前です。自分がどの制度に当てはまるかを確かめ、市別ページで期限と受付状況を確認してから見積に進んでください。

出典

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。株式会社アクセス・リンク代表取締役で、(社)全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントとしても活動しています。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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