※本ページは広告・PRを含みます。更新日:2026年9月10日。制度確認日は10区が9月9日、多摩10市が9月10日です。
東京都の塗装関連助成は、外壁のみで使える区と、屋根が条件になる区で分かれます。一般塗装に使えるリフォーム助成もあれば、塗料の色ごとの反射率を確認する遮熱助成もあります。自宅の住所、塗る場所、施工者、申請時期の順で確認しましょう。ここでは一次資料を確認した10区と多摩10市を掲載しており、都内の全自治体や全助成制度を網羅していません。
10区の塗装関連助成と受付状況
上限額は全員が受け取れる額ではありません。葛飾区は所定の定額、それ以外の掲載制度も経費・面積・上限など計算方法が異なります。受付期間内でも予算枠や書類の受理を保証するものではありません。
| 区 | 主な対象と補助額 | 2026年9月9日の確認内容 |
|---|---|---|
| 足立区 | 既存の自己居住用戸建住宅への遮熱塗装。近赤外線領域の日射反射率50%以上の塗料を使用。税抜対象経費の3分の1、上限5万円(千円未満切捨て) | 2026年8月21日受付終了。翌年度の実施・条件は未定 |
| 墨田区 | 既存建物の屋根全面、又は屋根全面と外壁全面への遮熱塗装。外壁だけは対象外。税抜工事費の10%、戸建・事業所は上限15万円。分譲マンションは上限30万円 | 年度の受付期間内。予算に達した時点で終了するため残額は申請前に確認 |
| 葛飾区 | 築1年以上の個人住宅の屋根等又は壁の高反射率塗装。屋根等には屋上を含む。屋根等又は壁の片方は一律5万円/戸、両方を塗装する場合は一律10万円/戸 | 年度の事前協議受付期間内。個別の受理状況は窓口で確認 |
| 品川区 | 屋根・屋上・外壁・ベランダのいずれかへの遮熱性塗装。区の基準を満たす改修を1つ以上含む住宅工事。税抜工事費全体の10%、区民は上限20万円。マンション管理組合・賃貸住宅個人オーナーの共同住宅共用部は上限100万円 | 年度の申込期間内。先着順で予算到達時に終了、残額は要確認 |
| 港区 | 階下に部屋がある屋根・屋上の高反射率塗料。外壁、ベランダ、窓のひさし、防水工事は対象外。税抜材料費全額と対象面積×2,000円の低い方。区民は上限30万円、管理組合等は上限100万円 | 年度の申請期間内。予算・受理状況は申請前に確認 |
| 大田区 | 住宅の屋根・外壁の塗装や改修。一般塗装も対象工事一覧に掲載。助成対象額の10%、区分Aの通常リフォーム上限20万円(千円未満切捨て) | 年度の事前申込期間内。予算上限で終了するため残額は要確認 |
| 杉並区 | 既存住宅等の屋根・屋上又は外壁への高日射反射率塗装。外壁だけの施工も対象。税抜対象経費の20%、屋根と外壁を合わせて上限15万円(千円未満切捨て) | 受付期間内。区公表の2026年9月1日時点では予算残153,471,000円。9月9日の残額を示す数値ではない |
| 江東区 | 屋根・屋上・ベランダの太陽光熱が反射する部分への高反射率塗装。外壁塗装は対象外。施工面積1㎡当たり1,000円、個人住宅は上限20万円 | 年度の申請期間内。予算等の最新状況は区へ確認 |
| 台東区 | 屋上・屋根部の笠木・立上り等、ベランダへの高反射率塗料施工。外壁の側面塗装は対象外。税抜対象経費の20%、上限15万円 | 前期・後期とも事前申込受付終了。後期の抽選当選結果は2026年9月11日公表・メール通知予定(9月9日確認) |
| 目黒区 | 区民本人が居住する住宅の屋根・外壁などの改修。区分所有の共用部分やマンション共用外壁は対象外。税抜工事費の10%、上限10万円(千円未満切捨て)。見積額と実支出額の低い方で算定 | 予算の範囲内で先着順。受付終了の告知は確認できず、残額・受理可否は申請前に照会 |
多摩10市の塗装関連助成と受付状況
市部にも、一般塗装のリフォーム補助、性能条件付きの遮熱助成、屋根だけが対象の制度があります。金額が同じでも交付方法は異なり、東村山は行政ポイント、羽村はエコポイントと市内での対象購入を経た請求です。
| 市 | 主な対象・補助の目安 | 2026年9月10日に確認した受付状況 |
|---|---|---|
| 八王子市 | 屋根・外壁塗装、屋根葺き替え。昭和56年6月1日以降の耐震基準で建てられた戸建住宅が対象。補助対象工事費の20%、上限5万円 | 受付期間内。2026年8月末版資料で長寿命化枠の終了表示なし。最新残額は申請前に確認 |
| 東村山市 | 自己居住住宅の修繕・模様替え等。外壁の改修を相談する際は住宅本体の工事として対象範囲を確認。外構等の住宅本体以外の工事は対象外。税抜契約金の5%、最高10万円分のデジタル行政ポイント | 抽選申込受付中。予算を超える申込みがあるため2027年1月21日午後2時に抽選予定。給付確約ではない |
| あきる野市 | 住宅本体の修繕・改築、外壁修繕・塗り替え等。住宅に直接属さないカーポートや物置等は除外。税抜見積額と工事後支払額の低い方の5%、上限10万円(千円未満切捨て) | 2026年8月31日の公式告知で、予算到達による事前申請受付終了を確認 |
| 稲城市 | 自己居住住宅等の内外壁塗装・張替え、建物改修等。税抜見積額と完了工事額の低い方の10%、上限15万円(千円未満切捨て) | 2026年6月11日をもって申請受付終了 |
| 武蔵村山市 | 屋上・外壁・ベランダの遮熱塗装。JIS K5602による日射反射率50%以上、又はJIS K5675適合塗料(屋上のみ)。税抜対象工事費の2分の1、市内業者は上限5万円、市外業者は上限3万円 | 受付期間内。2026年9月4日時点の制度全体予算残額352万6千円。現時点の残額保証ではない |
| 狛江市 | 屋根面全体の高反射率塗装。外壁は対象外。対象塗料の材料費の4分の1以下、個人住宅上限4万円。共同住宅の共有部分等は上限20万円 | 2026年9月8日17時、予算上限到達により受付終了 |
| 羽村市 | 既存住宅等の遮熱性能を高め、特定部分の室内温度を低減する改修。塗料はJIS K5602のN6試験体で日射反射率50%以上又は同等性能。税等を除く対象経費の2分の1、優先(市内)事業者6万・一般事業者3万エコポイントが上限(1ポイント1円) | 受付期間内。2026年9月9日17時現在、制度予算残額98万円。申請時点で残っている保証はない |
| 福生市 | 一般の外壁・屋根等リフォーム。省エネルギー工事は別枠で判定。一般住宅リフォーム工事は10%・上限10万円。省エネ・バリアフリー工事は20%・上限20万円 | 一次・二次募集は終了。三次募集は2026年10月1日開始予定 |
| 国立市 | 既存住宅の屋根・屋上全面の遮熱塗装。外壁塗装は対象外。太陽光設備等の下で施工困難な部分は除外可。税抜補助対象経費の20%、上限4万円(千円未満切捨て) | 年度の受付期間内。予算残額未公表のため、申請前に窓口確認が必要 |
| 日野市 | 室内の外気に接する壁面等の断熱改修。公式ページは外壁塗装・屋根葺き替えを明確に対象外と記載。断熱改修工事費の6分の1以内、上限20万円。一般外壁塗装への給付額ではない | 2026年7月16日時点でバリアフリー・断熱改修の受付終了。外壁塗装は受付中だった時期も対象外 |
多摩で申請前に分けておくこと
八王子市は登録施工業者による長寿命化改修が20%・上限5万円で、交付決定後の契約が条件です。武蔵村山市も契約前に決定を受けます。市内業者による施工の上限5万円は、市内に主たる事業所がある業者に限られます。
東村山市は2026年中に完了する工事について、2027年1月15日まで抽選申込みを受け付け、1月21日に抽選予定です。工事の完了期限と当選者の追加書類提出を混同しません。羽村市は事前届出で順位を得る方法と完了・支払後の申請があり、交付決定後に行う市内店舗での対象購入のレシート等を添えて請求します。
国立市は屋根・屋上の遮熱塗装を工事完了後に申請します。塗料材料費だけでなく対象施工に直接必要な工事費等も対象となる一方、外壁は対象外です。狛江市は屋根塗料の材料費が対象で、工賃を含む工事総額の4分の1とは計算しません。両市の算定方法を同一に扱わないことが大切です。
あきる野市・稲城市・狛江市は今回の新規受付を終了しています。日野市も断熱改修の受付終了に加え、一般の外壁塗装・屋根葺替え自体が対象外です。福生市の三次募集は10月1日開始予定で、一般リフォームの10%枠と省エネの20%枠を区別します。外壁に遮熱塗料を使うだけで省エネ枠と自己判断しないでください。
10区で外壁だけを塗る場合に先に確認すること
大田区と目黒区は一般の屋根・外壁改修を含む住宅リフォームの枠です。品川区・杉並区・葛飾区には外壁への遮熱・高反射率塗装を対象に含む制度がありますが、塗料の性能基準や申請者の条件は同一ではありません。
墨田区は屋根全面、又は屋根全面と外壁全面の施工が必要です。港区・江東区・台東区の今回掲載した塗装助成では外壁側面を対象にできません。外壁と屋根を同時に契約する場合も、対象箇所の費用・面積を分けて計算します。
足立区は自己居住戸建ての遮熱塗装が対象でしたが、2026年8月21日で受付を終了しました。台東区の前期・後期の事前申込も終了しています。これから工事を依頼する方へ、受付済みの方と同じ助成見込みを示すことはできません。
補助額は工事費の何%とは限らない
葛飾区の個人住宅用は屋根等か壁の片方で5万円、両方で10万円の定額です。江東区の個人住宅用は対象面積1㎡につき1,000円・上限20万円で、外壁の面積は含めません。
港区は対象材料費と対象面積×2,000円の低い方です。下塗りや仕上げ材が対象でも、施工費・消費税・防水工事まで含めた総工事費には助成されません。大田区の7,000円/㎡は助成計算の標準工事費で、業者の販売単価や地域の成約相場ではありません。
杉並区は屋根と外壁を合算して上限15万円です。目黒区では省エネリフォーム枠の断熱改修に遮熱・断熱塗装を含めないため、一般リフォームと区別します。見積書の段階で、制度名と対象経費を明記してもらうと計算違いを防ぎやすくなります。
工事前と工事後の手続きを区別する
杉並区の交付申請は工事・支払い完了後です。一方、品川区は着工前に工事着手届を出し、完成後に助成申請します。品川区の着手届には契約書の写し等が必要なので、全区共通で契約前申請と説明することもできません。
台東区では2026年度から事前申込受理と工事後の交付申請を分けます。後期申込者は9月11日予定の当選・受理通知を待って施工する手順です。9月2日の抽選順位決定を、そのまま着工許可と読み替えないでください。
墨田区の2027年3月17日は工事後の書類審査に合格する期限です。葛飾区では事前協議の受付最終日と完了報告の最終日が異なります。足場設置を着工と扱う区もあるため、申請日だけでなく現場の工程まで照合します。
東京の気象と10区の住宅構成
| 区 | 雨量の地域参考地点・統計期間 | 年間降水量 | 一戸建て比率 |
|---|---|---|---|
| 足立区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 28.51% |
| 墨田区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 16.47% |
| 葛飾区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 33.52% |
| 品川区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 15.21% |
| 港区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 5.14% |
| 大田区 | 羽田・1991~2020年 | 1,405.4mm | 24.04% |
| 杉並区 | 練馬・2013~2020年 | 1,553.3mm | 26.15% |
| 江東区 | 江戸川臨海・1991~2020年 | 1,364.0mm | 10.38% |
| 台東区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 14.64% |
| 目黒区 | 東京・1991~2020年 | 1,598.2mm | 19.71% |
気象庁の平年値を地域参考として用いており、各区の全住宅で測った雨量ではありません。練馬は2013〜2020年の8年間で、他の掲載地点の降水量とは統計期間が異なります。東京の雪の平年値は年降雪深合計8cm・年最深積雪6cmです。観測値がない地点を降雪0cmとは扱っていません。
住宅の一戸建て比率は2023年住宅・土地統計調査の「居住世帯のある住宅」を分母にしています。港区5.14%、葛飾区33.52%など構成に違いがありますが、全ての共同住宅が助成対象になるという意味ではありません。区別ページには建築時期7区分、月別雨量、区役所を基準とする概略の海岸距離も載せています。
沿岸距離は塩害の有無を判定する数値ではありません。湾岸部でも建物の向きや金属部分の状態が異なるため、腐食や防水層の傷みを現地で調べ、外壁・屋根の塗装で対応できる範囲を確認します。
多摩10市の雨量と住宅構成
| 市 | 雨量の地域参考地点 | 年間降水量 | 一戸建て比率 |
|---|---|---|---|
| 八王子市 | 八王子・1991〜2020年 | 1,643.0mm | 42.68% |
| 東村山市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 47.68% |
| あきる野市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 79.01% |
| 稲城市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 34.00% |
| 武蔵村山市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 62.31% |
| 狛江市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 33.32% |
| 羽村市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 49.90% |
| 福生市 | 青梅・1991〜2020年 | 1,563.3mm | 36.20% |
| 国立市 | 府中(東京都)・1991〜2020年 | 1,598.9mm | 33.03% |
| 日野市 | 八王子・1991〜2020年 | 1,643.0mm | 42.15% |
観測所と市内各住宅の条件は異なります。多摩の観測所で雪の値が欠ける項目を0cmとは扱わず、東京観測所の年降雪深合計8cm・年最深積雪6cmは地域参考として明示しています。一戸建て比率は同じ2023年住宅・土地統計調査の居住世帯のある住宅が分母で、空き家を含む総建物数とは異なります。
多摩各市のページには建築時期7区分と概略の沿岸距離、塗装工事業許可を確認した各3社を掲載しています。八王子・あきる野・福生は制度側の登録名簿も照合し、名簿の対応工事区分や台帳上の本店と営業拠点の違いを記載しました。登録や許可は、助成の採択や施工品質の保証ではありません。
施工会社の条件と見積書を確かめる
大田区は区内に本社がある中小事業者、目黒区は区内業者など、施工者の所在地条件にも違いがあります。区内へ出張できることと、制度で認める所在地要件を満たすことは別です。各区ページでは塗装工事業の有効な許可を確認した3社を掲載していますが、許可があるだけで各助成の施工者条件を満たすとは限りません。
見積書は塗装面積、商品と色、下地補修、足場、屋根と外壁の共通経費を分けて比較します。見積書の読み方と相見積もりの進め方も参考にしてください。
よくある質問
東京都内なら同じ遮熱塗料で助成を受けられますか?
条件は市区と製品区分で異なります。例えば葛飾区は近赤外線反射率70%以上等、港区は明度L*値60以上かつ近赤外線反射率60%以上です。商品名だけでなく使用する色の性能資料を確認します。
外壁塗装と屋根塗装をまとめると全額が対象ですか?
対象になる箇所と経費の種類は制度ごとに違います。外壁を対象にしない区ではその費用や面積を除きます。材料費のみ、面積単価、標準工事費との比較などの計算方法に合わせて見積書を整理します。
工事会社に相談すれば区への申請も済みますか?
済みません。申請者として提出・受理・通知の状況を確認する必要があります。施工会社が書類を支援する場合も、工事前写真や性能資料、支払後の領収書など、誰がいつ用意するかを決めておきます。
住所と工事箇所を決めてから見積もりを比較
自宅の市区、外壁か屋根か、一般塗装か性能条件を満たす塗装かを先に整理しましょう。補助の利用可否と必要な修繕を分けて調査し、対象外だった場合にも支払える費用計画で複数社を比較します。
出典・確認日
制度確認日:10区は2026年9月9日、多摩10市は9月10日。公式資料、統計表、個別業者の情報は各市区ページにも出典を掲載しています。
