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津市の外壁塗装に助成金はある?市の補助金一覧と三重県の明記、移住者の空き家改修を整理【2026年】

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津市で今住んでいる家の外壁を塗り替える工事に、市の補助は見当たりません。都市政策課がまとめた「住まいに関する補助金・助成金」(2026年3月2日更新)に並ぶのは、空き家の購入・改修、家財の処分、耐震関係などで、外壁や塗装を対象にした制度は載っていません。市が「外壁塗装の補助はない」と書いたページは見つかりませんでしたが、三重県は、県の補助として「外壁改修(塗装の塗り替え工事等)」への補助は行っていないと明記しています。

補助を受けられる可能性があるのは、市外から移り住んで空き家を直す場合と、古い木造住宅の耐震補強に合わせてリフォームする場合です。どちらも条件が細かいので、この記事では2026年10月10日に確認した市・県・国の公式情報をもとに順に説明します。県内のほかの市は三重県の外壁塗装・助成制度一覧から探せます。

目次

「住まいに関する補助金・助成金」に載っている制度

都市政策課の一覧ページと、環境部の「補助金など(ごみ・環境・脱炭素)」を合わせると、住宅に関係する市の制度は次のとおりです。

津市の制度 使える人・工事 住み続ける家の塗り替え
空き家有効活用推進事業(リノベーション等) 市外から移住する人の空き家改修 使えない
子育て世帯移住促進空き家活用助成事業 子育て世帯の空き家購入費 使えない
美杉地域の空き家リノベーション・改修費補助 空き家情報バンクで購入した人 使えない
木造住宅耐震関係支援制度 昭和56年5月31日以前の木造住宅 耐震補強と同時の場合のみ検討
新エネルギー利用設備設置費補助 太陽光発電・エネファーム・蓄電池など 使えない
自家消費型家庭用太陽光発電設備等設置費補助 太陽光発電設備・蓄電池 使えない

市の住まいの補助金のページと案内のPDFには、「外壁」「塗装」「断熱」という語が出てきません。断熱窓や断熱材への市の補助も見当たりません。太陽光の二つの補助は外壁と関係しませんが、新エネルギーの補助は9月25日付で「予算が残りわずか」と案内されています。

出典:津市・住まいに関する補助金・助成金、津市・補助金など(ごみ・環境・脱炭素)、津市・新エネルギー利用設備設置費補助制度(2026年10月10日確認)

市外から移り住む人の空き家改修は、3分の1・上限100万円

津市の空き家有効活用推進事業のうち「リノベーション等補助金」は、津市外から移住するために市内の空き家を改修する費用の一部を補助します。改修費の3分の1で、100万円が上限です。市の例では、費用210万円なら70万円、360万円なら100万円になります。

使える人は、工事完了後30日以内に津市へ転入届を出す移住者か、移住者と売買・賃貸借の契約を結んだ空き家の所有者のいずれかです。移住者は、津市外に1年以上住んでいて、改修した空き家に10年以上住む予定の人を指します。

  • 空き家は耐震基準を満たすこと(改修で満たす予定でもよい)、土砂災害特別警戒区域の外にあること
  • 施工は市内に本店・支店・営業所がある建設業者
  • 補助金の申請後に着工し、申請した年度のうちに完成させる
  • 外構工事と、容易に取り外せるものを設置する工事は対象外
  • 受付は随時。ただし予算に限りがあり、申請前に都市政策課へ問い合わせるよう求めている

原文の対象工事は「移住者が居住するために必要な改修工事」で、外壁や塗装という語はありません。外壁の塗り替えが含まれるかどうかは、見積書を用意して都市政策課に確かめてください。家財道具処分補助金(2分の1・上限5万円)とは併用できません。

出典:津市・住まいに関する補助金・助成金、同ページの空き家有効活用推進事業補助金チラシ(2026年10月10日確認)

耐震補強と同時なら、リフォーム費に最高20万円

津市の木造住宅耐震補強事業補助金(令和8年度版)には、耐震補強工事と合わせて行うリフォーム工事の補助があります。リフォーム工事費の3分の1で、最高20万円です。機能向上を目的とする工事で、県内に本店・支店・営業所がある建設業者が施工することが条件です。

前提になる耐震補強は、昭和56年5月31日以前に建てられた木造住宅で、耐震診断の評点が0.7未満のものが対象です。評点1.0以上にする補強は工事費の全額を最高157.5万円まで補助し、令和6年度〜令和8年度は期間限定で50万円増やしていると書かれています。

申請の順番は、交付決定の通知を受けてから契約し、工事に入ります。交付決定の前に契約や着工をすると補助の対象外です。令和8年度の受付は4月8日に先着順で始まっており、問い合わせ先は建築指導課(059-229-3187)です。

出典:津市・木造住宅耐震関係支援制度、津市木造住宅耐震補強事業補助金(PDF)(2026年10月10日確認)

三重県は「外壁改修(塗装の塗り替え工事等)」を補助しない

三重県住宅政策課のページ「住宅のリフォーム工事について」は、県の支援を次のように説明しています。県が費用の一部を補助するのは、耐震補強工事と同時に行うリフォーム工事と、移住者が空き家に住むためのリフォーム工事などで、いずれも住宅のある市町が補助する場合に限られます。そのうえで「外壁改修(塗装の塗り替え工事等)、内装改修、水回り設備の改修など、一般的なリフォーム工事に対する補助は行っておりません」と書いています。

県の耐震リフォーム補助のページでは、対象工事に「外壁、内装改修工事」も挙がっています。ただしリフォーム工事補助だけを単独で受けることはできず、耐震補強工事補助を利用する木造住宅に限られます。津市の最高20万円の補助は、この県の支援と同じ枠組みの市の事業です。

出典:三重県・住宅のリフォーム工事について、三重県・木造住宅のリフォーム工事補助(2026年10月10日確認)

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外壁に断熱材を入れるなら、国のみらいエコ住宅2026事業

塗り替えだけでは国の補助も受けられませんが、外壁に断熱材を使う「躯体の断熱改修」は、国土交通省・環境省のみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)の対象になります。外皮に面した窓がある居室を1つ選び(トリガールーム)、窓などの開口部の断熱改修と組み合わせることが条件です。外壁の補助額は、断熱材の性能区分に応じて1立方メートルあたり44,000円・30,000円・15,000円・14,000円で積み上げます。

家が新築された時期 開口部+躯体+特定エコ住宅設備 開口部+躯体
平成3年まで 100万円/戸 50万円/戸
平成4年〜平成28年 80万円/戸 40万円/戸

対象は平成28年12月31日以前に新築されたと登記事項証明書で確かめられる住宅です。交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日まで、着工は遅くとも2026年12月31日までで、予算の上限に達した時点で締め切られます。10月10日午前0時時点のリフォームの申請額は予算の9%です。申請はみらいエコ住宅事業者が行い、一般の消費者は直接申請できません。

津市で一番多い一戸建ては1991〜2000年に建った15,860戸で、平成28年以前という条件に当てはまり、2回目の塗り替えを考える時期でもあります。足場を組むついでに断熱も見直したいなら、窓と外壁をまとめて計画すると要件に合わせやすくなります。

出典:みらいエコ住宅2026事業・リフォーム、同・躯体の断熱改修(2026年10月10日確認)

津の観測所は伊勢湾沿い、雨は多く雪はわずか

気象庁の津の観測所(市内の津地方気象台)の平年値(1991〜2020年)です。

項目 平年値
年降水量 1,612.9mm
年降雪深 6cm
年最深積雪 4cm
年平均気温 16.3℃

年に1,600mmを超える雨が降る一方で、年降雪深は6cmと少なく、雪の重みより雨と日差しへの備えが外壁の課題になります。市役所から概略海岸線までの距離は5km未満で、伊勢湾に近い位置です。ただしこれは市役所を基準にした概算で、美杉や白山などの山あいを含む市域全体や、個々の住宅が塩害を受けるかどうかを判定する値ではありません。海に近い家は、金属部のさびや塩分の付着を現地で見てもらいましょう。

出典:気象庁・津の平年値、国土地理院住所検索、Natural Earth海岸線(2026年10月10日確認)

一戸建ての山は1991〜2000年、住宅の約7割が一戸建て

令和5年住宅・土地統計調査で、津市の居住世帯のある住宅は116,580戸、一戸建ては81,010戸です。一戸建ての割合は69.49%で、住宅のおよそ7割を一戸建てが占めます。

一戸建てを建った時期で分けると、最多は1991〜2000年の15,860戸、次いで1981〜1990年の14,510戸です。

  • 1970年以前:9,760戸
  • 1971〜1980年:11,520戸
  • 1981〜1990年:14,510戸
  • 1991〜2000年:15,860戸
  • 2001〜2010年:11,590戸
  • 2011〜2020年:11,800戸
  • 2021〜2023年9月:2,610戸

1970年以前の9,760戸と1971〜1980年の11,520戸のうち、昭和56年5月31日以前に建った木造住宅なら、市の耐震補強と同時のリフォーム補助を検討できます。これらは市全体の推計で、補助の対象になる家の数を示すものではありません。

出典:e-Stat・令和5年住宅・土地統計調査 第9-2表(2026年10月10日確認)

「無料点検」と「保険で無料」の勧誘に注意

津市は、屋根瓦などの無料点検や1万円前後の補修を持ちかける訪問業者から、後で高額な不要の工事を勧められることがあると注意を呼びかけています。相談先は津市消費生活センター(059-229-3313)です。三重県も、工事を頼む前に必ず複数の業者から見積もりを取ること、訪問販売なら契約書面を受け取った日から8日以内はクーリング・オフができることを案内しています。

火災保険についても、国民生活センターは「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる」という勧誘に注意を促しています。経年劣化による住宅の損傷は自然災害などの事故による損害ではないので、保険金支払いの対象になりません。保険金の請求は加入者自身で行うのが基本で、うその理由による請求は保険金詐欺に当たるおそれがあります。この種の相談は2019年度に2,684件ありました。市の補助金一覧に外壁塗装の補助は見当たらないので、「助成金で無料」と言われたら制度名を聞き、その場で契約しないでください。

出典:津市・悪質な住宅リフォーム訪問販売にご注意を、国民生活センター(2020年10月1日公表)(2026年10月10日確認)

見積もりを比べるときに伝えること

補助がない塗り替えは、同じ条件で見積もりをそろえることが費用を抑える近道です。比較サービスを使う場合も、津市では海沿いの平野部か山あいかで傷み方が違うので、住所の地域と築年を最初に伝えます。

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1990年代に建った家なら、前回の塗り替え時期と使った塗料を伝え、下地補修の範囲を見積もりに入れてもらいます。

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移住して空き家を直す予定なら、塗装と内装を分けた内訳を頼むと、市への相談にそのまま使えます。

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断熱改修も考えるなら、みらいエコ住宅事業者として登録しているかを確認します。

津市内に本店がある塗装工事業の許可業者

事業者 所在地 電話 許可
株式会社倉田塗装工業 三重県津市 安濃町南神山62-1 059-271-6001 三重県知事許可 第024232号(一般・塗装工事業)
塗装工業KST 三重県津市 一身田豊野1406-433 059-232-9018 三重県知事許可 第024022号(一般・塗装工事業)
岡副塗装 三重県津市 稲葉町2472-33 090-3589-2618 三重県知事許可 第024240号(一般・塗装工事業)

許可の有効期間の満了日は、株式会社倉田塗装工業が令和9年9月28日、塗装工業KSTが令和9年8月2日、岡副塗装が令和9年10月31日です。国土交通省の建設業者検索の詳細画面で照合しました。掲載は推薦ではなく、当サイトとの提携関係もありません。許可は施工品質や価格を保証するものではないため、契約前に保証内容も確かめてください。

出典:国土交通省・建設業者検索(2026年10月10日確認)

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よくある質問

津市に住んでいる家の外壁塗装だけで補助は出ますか?

市の「住まいに関する補助金・助成金」に外壁塗装の制度は見当たらず、三重県も外壁改修(塗装の塗り替え工事等)への補助は行っていないと明記しています。

移住者向けの空き家改修補助で外壁を塗れますか?

対象工事は「移住者が居住するために必要な改修工事」で、外壁という語は原文にありません。塗り替えを改修に含めたい場合は、内訳の分かる見積書を用意して、申請前に都市政策課へ確認してください。

空き家改修の補助はいつまで申し込めますか?

随時受け付けていますが、予算に限りがあります。補助金の申請後に着工し、申請した年度のうちに完成させる必要があります。

耐震補強のリフォーム補助で外壁を直せますか?

県の耐震リフォーム補助では、対象工事に外壁も挙がっています。ただし耐震補強工事と同時に行う場合だけで、津市では交付決定の後に契約することが条件です。

太陽光の補助と外壁塗装を一緒に申請できますか?

津市の太陽光発電・蓄電池の補助は設備が対象で、外壁の塗装費は含まれません。新エネルギーの補助は予算が残りわずかと案内されています。

国の補助で外壁塗装の費用は下がりますか?

塗装だけでは対象になりません。みらいエコ住宅2026事業は、窓の断熱と外壁などの断熱改修を組み合わせた工事に補助します。

まとめ

津市で住み続ける家の外壁を塗り替える工事に使える補助は、市の一覧に見当たらず、県も補助は行っていないと明記しています。例外として補助が考えられるのは、市外から移り住む人の空き家改修(3分の1・上限100万円)と、古い木造住宅の耐震補強と同時に行うリフォーム(3分の1・最高20万円)で、いずれも申請の後に工事を始める決まりです。

一戸建てが約7割を占め、1990年代の家が最も多い津市では、2回目の塗り替えの見積もりを比べる世帯が多いはずです。雨の多さと海の近さを踏まえて下地補修とシーリングの範囲を確かめ、断熱まで手を入れるなら国の事業の期限を逆算して計画してください。

津市の近くの市区町

津市から市役所どうしの直線距離が近い順に、当サイトで調べた周辺3市区町のページを並べました。助成制度は住んでいる市区町のものしか使えないため、隣の市の制度は参考として見比べてください。

三重県内の市区町を制度・受付状況で比べるときは、三重県の外壁塗装助成金の一覧をご覧ください。

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出典・確認日

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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