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愛知県で一次資料まで確認した8市(名古屋市・豊田市・豊川市・一宮市・豊橋市・岡崎市・春日井市・西尾市)では、どの市にも外壁の塗替えだけで使える補助はありませんでした。名古屋市は、外壁の塗り替え(外壁塗装)など一般的なリフォームや修繕を補助する制度はないと公式ページで明記しています。一宮市も、市のよくある質問で戸建て住宅の外壁塗装工事への補助は行っていないと回答しています。西尾市は住まい・建築物の補助制度のページで、「外壁塗装工事」と「リフォーム工事(三世代同居住宅支援を除く)」を西尾市にはない補助制度として挙げています。豊田市と岡崎市は断熱材などによる外壁の断熱が対象で、塗装は対象に入っていません。豊川市は外壁の塗装も対象工事表に載っていますが、市の耐震改修補助事業と同時に行う場合に限られます。豊橋市の改修費補助は空家バンクに登録された物件を使う人向けで、自宅の塗り替えには使えません。春日井市の住宅省エネ改修費の補助は「塗装工事は補助対象外」と明記し、外壁を含む躯体の断熱改修は対象でしたが、令和8年度は受付を始めた5月20日の申請で予算の上限に達し、受付を終えています。
外壁工事を「断熱」と「耐震」のどちらの制度に乗せるか、そもそも市の制度がないかで、必要な書類も補助額も変わります。
8市の比較表
| 市 | 制度 | 外壁の扱い | 前提条件 | 補助 | 受付 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 名古屋市 | 外壁に使える市の制度なし | 塗り替えを補助する制度はないと明記 | 外壁の断熱改修は国のみらいエコ住宅2026事業(窓の断熱と組み合わせ) | 市の脱炭素補助は断熱窓のみ・上限10万円 | 断熱窓改修は9月8日に受付終了 | 2026年10月2日 |
| 豊田市 | 豊田市住宅省エネ改修補助金 | 外壁は断熱改修として対象・塗装は対象外 | 開口部2か所以上の断熱改修を含む | 対象経費かモデル工事費の低いほうの5分の4・上限70万円 | 2027年2月15日まで(9月14日更新の予算残額714万1千円) | 2026年9月21日 |
| 豊川市 | 豊川市住宅リフォーム工事費補助金 | 対象工事表で「外壁の張替・塗装など」が○ | 市の耐震改修補助事業と同時に行う | 耐震分を除く税抜リフォーム工事費の20%以内・上限20万円 | 12月25日まで・募集8件(予定) | 2026年9月23日 |
| 一宮市 | 外壁に使える市の制度なし | 市のよくある質問で外壁塗装工事への補助は行っていないと回答 | 市の住宅省エネ促進補助金は国の先進的窓リノベ2026事業の交付確定後に申請 | 断熱窓のみ・国の交付確定額の2分の1・上限10万円 | 断熱窓は2027年2月26日必着まで(予算上限で終了) | 2026年10月9日 |
| 豊橋市 | 自宅の外壁に使える市の制度なし | 空家利活用改修費補助金は住宅部分の改修が対象・外壁の明記なし | 空家バンク登録物件を10年以上利活用・交付決定後に着工 | 一般世帯2分の1・限度額50万円/新婚・子育て世帯3分の2・限度額66万円 | 予算の範囲内(期限の掲載なし) | 2026年10月9日 |
| 岡崎市 | 地球温暖化対策設備設置費補助金(既存建築物断熱改修) | 塗装の記載なし・断熱材による外壁の断熱改修は条件つきで対象 | 外壁単独は不可・居間か主たる居室を含む・岡崎産再エネ電気の契約・国の補助と併用不可 | 補助対象経費の3分の1・上限120万円 | 12月28日まで(9月30日時点の予算残額240万円) | 2026年10月9日 |
| 春日井市 | 春日井市民間住宅省エネ改修費補助金 | 塗装工事は補助対象外・断熱材による外壁の断熱改修は対象 | 原則1981年6月1日以降に着工した住宅・ZEH水準の断熱材 | 80%・1戸あたり30万円まで | 令和8年度は5月20日に予算上限に達し受付終了 | 2026年10月10日 |
| 西尾市 | 外壁に使える市の制度なし | 「外壁塗装工事」は西尾市にない補助制度として明記 | 例外は三世代同居対応住宅支援(これから三世代で同居する世帯の工事・認定通知前の着手不可) | 三世代同居は工事費の2分の1を限度に30万円 | 三世代同居の募集戸数14戸(8月24日時点) | 2026年10月14日 |
豊川市の前提になる耐震改修補助事業には、木造住宅の耐震改修のほか、段階的耐震改修、耐震シェルター等整備、非木造住宅の耐震改修も含まれます。
「外壁塗装の補助がある市」の数え方
8市を外壁の扱いで分けると、次のようになります。塗装そのものが補助の対象に入るのは豊川市だけで、それも耐震改修との同時施工という条件つきです。外壁の断熱だけが対象の市、空家バンク物件に限る市、断熱の補助が今年度の受付を終えた市は、塗装の補助がある市に数えていません。
| 分類 | 市 | 市数 |
|---|---|---|
| 外壁塗装に使える市の制度なし | 名古屋市・一宮市・西尾市 | 3 |
| 空家バンク物件の改修に限る(外壁の明記なし) | 豊橋市 | 1 |
| 外壁の断熱改修のみ対象(塗装は対象外か記載なし) | 豊田市・岡崎市 | 2 |
| 外壁の断熱改修が対象だったが令和8年度は受付終了(塗装は対象外と明記) | 春日井市 | 1 |
| 条件つきで塗装も対象(耐震改修と同時) | 豊川市 | 1 |
岡崎市の断熱改修は補助の上限が120万円と大きいものの、外壁だけの改修は認められず、天井・床・窓やガラスとの組み合わせが必要です。名古屋市と一宮市には断熱窓の市の補助がありますが、窓に限られ、外壁の工事は含まれません。西尾市の住宅用地球温暖化対策設備導入費補助金も太陽光発電や蓄電池などの設備が対象で、断熱の区分はありません。西尾市でリフォームに使える市の補助は三世代同居対応住宅支援だけで、すでに同居・隣居している世帯や工事を終えた人は対象外です。春日井市の省エネ改修補助は補助率80%と手厚い一方で、受付初日に予算を使い切りました。手引きの受付期間は11月30日まででしたが、今年度はもう申請できず、令和9年度の募集内容も市から公表されていません。
申請と契約の順番は市ごとに違う
名古屋市には外壁に使える市の制度がないため、市への申請の順番を考える必要はありません。国のみらいエコ住宅2026事業を使う場合は、登録事業者と契約してから着工し、申請は事業者が行います。豊田市は、交付決定の後に工事の契約と着手をする順番です。豊川市は、リフォーム補助の申請書を耐震改修補助の申請と同時に出し、交付決定通知書を受け取った後に請負契約を結ぶと要綱で定めています。要綱は同時の提出を求めているため、耐震改修の申請前にリフォーム分も決めておきます。
岡崎市の断熱改修は、着手する日の21日前までに交付申請書を出し、交付決定を受けてから工事に入ります。申請の前に2者以上から見積もりを取ること、市の脱炭素関連事業者登録制度に登録された事業者に依頼することも条件です。豊橋市の空家利活用改修費補助金も着手前の申請が必要で、着工は交付決定の後になります。一宮市の断熱窓の補助だけは順番が逆で、工事を終えて国の先進的窓リノベ2026事業の額の確定通知書を受け取ってから市に申請します。春日井市の省エネ改修補助は、事業に着手する予定日の30日前までに交付申請し、交付決定通知の前に契約や着手をすると補助を受けられない仕組みです。来年度に募集があれば、この順番を前提に見積もりの時期を決めます。西尾市の三世代同居対応住宅支援は工事着手前に認定申請を行い、認定通知の前に着手してはいけません。同居を始めてから1年以内に交付申請兼完了実績報告を出し、業者との契約は書面で交わします(見積書だけでは不可)。
愛知県の協調補助に外壁塗装の区分はない
愛知県の「住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金」は、市町村を通じて交付される協調補助で、県のページは「本ページに記載の県補助金は、全て市町村を通じて交付されます。」と書いています。県のページは、お住まいの市町村が補助を行っていない場合や市町村の補助金がなくなった場合は県の補助を受けられないとしており、個人が県に直接申請する仕組みではありません。
対象は太陽光発電、HEMS、燃料電池、蓄電池、電気自動車等充給電設備、太陽熱利用システム、高性能外皮等、断熱窓改修工事で、外壁の塗装や外壁単独の断熱改修の区分はありません。高性能外皮等は、太陽光発電・HEMSとの一体的導入(ZEH、GX ZEH水準)として、BELSの評価や国の補助事業で要件を満たすと確認できる住宅に係る設備が対象です。県の令和8年度の協調補助事業一覧では、一宮市・豊橋市・岡崎市とも断熱窓改修工事の欄が空欄でした。春日井市に印があるのは燃料電池・蓄電池・電気自動車等充給電設備(V2H)の単体補助だけで、高性能外皮等と断熱窓改修工事の欄は空欄です(2026年10月10日確認)。西尾市も印があるのは蓄電池・V2H・HEMS・燃料電池で、高性能外皮等と断熱窓改修工事の欄は空欄でした(9月30日更新の県のページ、2026年10月14日確認)。一宮市の断熱窓の補助は、県の協調補助とは別の市の制度です。
8市の気候と住宅:海に近い豊橋市から内陸の豊田市まで
| 市 | 参考にした観測所 | 年降水量 | 年降雪深合計 | 市役所から概略海岸線まで | 一戸建て(比率) |
|---|---|---|---|---|---|
| 名古屋市 | 名古屋(市内) | 1,578.9mm | 12cm | 約10km | 356,200戸(31.56%) |
| 豊田市 | 豊田(市内) | 1,470.4mm | 統計なし | 約25km | 94,570戸(57.11%) |
| 豊川市 | 豊橋(近隣) | 1,651.3mm | 統計なし | 約10km | 50,410戸(69.29%) |
| 一宮市 | 一宮(市内) | 1,698.1mm | 統計なし | 約25km | 97,760戸(64.36%) |
| 豊橋市 | 豊橋(市内) | 1,651.3mm | 統計なし | 約5km | 93,120戸(61.6%) |
| 岡崎市 | 岡崎(市内) | 1,507.6mm | 統計なし | 約15km | 90,370戸(58.27%) |
| 春日井市 | 名古屋(近隣) | 1,578.9mm | 12cm | 約20km | 71,930戸(56.21%) |
| 西尾市 | 一色(市内) | 1,459.2mm | 統計なし | 約10km | 45,950戸(75.13%) |
名古屋・豊田・一宮・岡崎は1991〜2020年、豊橋は2006〜2020年の平年値です。名古屋は気象台の観測所で降雪の深さの統計があります。豊田・豊橋・一宮・岡崎のアメダスは雪の欄は気象庁の表で統計なしで、0cmとは扱っていません。一宮の観測所は降水量の平年値だけが公表されています。西尾市内の一色観測所(一色町)も降水量だけを観測する地点で、1991〜2020年の平年値です。豊川市には平年値を掲載できる観測所がないため、南隣の豊橋の値を参考にしています。春日井市も市内に平年値の観測点がなく、南西に隣接する名古屋市の名古屋観測所の値を使っています。
8市で年降水量が最も多いのは一宮の1,698.1mmで、尾張平野の内陸でも雨は少なくありません。豊橋市は市役所から海岸線までの計算値が約5kmと8市で最も短く、年間日照時間も2,293.8時間と長いため、色あせと金属部のさびを面ごとに見ます。岡崎は日最高気温の年平均20.8℃に対して日最低気温の年平均が10.7℃で、昼と夜の差が開きます。海岸線までの距離はいずれも市役所を基準にした概算で、個々の住宅の塩害を判定する値ではありません。
住宅は令和5年住宅・土地統計調査の値です。名古屋市は一戸建てが3戸に1戸ほどで、戸数は8市の中で最も多い356,200戸です。西尾市は一戸建ての比率が75.13%で8市の中で最も高く、居住世帯のある住宅61,160戸のうち45,950戸が一戸建てです。豊川市は一戸建ての比率が7割近く、一宮市は64.36%、豊橋市は61.6%と6割を超えます。岡崎市は58.27%、豊田市は6割弱、春日井市は56.21%です。豊田市は山間部まで市域が広く、同じ市内でも冬の冷え込みが違うため、断熱改修の仕様は住宅の場所に合わせて決めます。一宮市には1970年以前に建った一戸建てが10,550戸あり、下地の傷みによっては塗り替えより張り替えやカバー工法が向く場合もあります。豊橋市では1991〜2000年築の一戸建て16,920戸が2001〜2010年築の15,330戸を上回り、岡崎市では2011〜2020年築の19,630戸が最多です。西尾市でも2011〜2020年築の9,840戸が最多です(2026年10月14日確認)。春日井市も2011〜2020年築の13,920戸が最多で、2001〜2010年築の13,070戸が続きます。一方で1971〜1980年築も11,710戸あり、市の省エネ改修補助が原則として対象にしない1981年6月より前の着工の家が一定数あります(春日井市の値は2026年10月10日確認)。
| 市 | 塗装工事業の許可を確認した事業者(許可番号) |
|---|---|
| 名古屋市 | 株式会社魁塗装店(愛知県知事許可 第104710号)、高坂塗装(愛知県知事許可 第111544号)、岩田塗装(愛知県知事許可 第106533号) |
| 豊田市 | 株式会社塗色(愛知県知事許可 第71241号)、東愛工業株式会社(愛知県知事許可 第27979号)、東亜塗装株式会社(愛知県知事許可 第46846号) |
| 豊川市 | コマツ塗装株式会社(愛知県知事許可 第079575号)、新井塗装(愛知県知事許可 第066669号)、有限会社鈴木塗装店(愛知県知事許可 第018114号) |
| 一宮市 | 有限会社奥村塗装店(愛知県知事許可 第060891号)、株式会社光塗装(愛知県知事許可 第077059号)、有限会社山塗装店(愛知県知事許可 第060752号) |
| 豊橋市 | 愛正塗装店(愛知県知事許可 第020998号)、有限会社河合塗装工業(愛知県知事許可 第051243号)、有限会社大和塗装(愛知県知事許可 第047256号) |
| 岡崎市 | 竹内塗装株式会社(愛知県知事許可 第044025号)、有限会社オオヤマ塗装(愛知県知事許可 第064111号)、葵塗装株式会社(愛知県知事許可 第075309号) |
| 春日井市 | 株式会社縁塗装工務店(愛知県知事許可 第081311号)、本田塗装有限会社(愛知県知事許可 第049491号)、鈴木塗装(愛知県知事許可 第081003号) |
| 西尾市 | 神尾塗装店(愛知県知事許可 第064847号)、鈴木塗装(愛知県知事許可 第075748号)、株式会社村井塗装(愛知県知事許可 第064939号) |
各社の所在地・電話は市別ページに載せています。許可は国土交通省の建設業者検索か都道府県等の公表名簿で確認したもので、一宮市・豊橋市・岡崎市の各社は2026年10月9日、春日井市の各社は10月10日、西尾市の各社は10月14日に確認しました。春日井市と西尾市に載せた「鈴木塗装」は、許可番号も所在地も異なります。掲載は推薦ではなく、当サイトとの提携関係もありません。塗装工事業の許可と、市の脱炭素関連事業者や国の補助事業の事業者登録は別の手続きです。
県内のほかの市町村で探すとき
愛知県内では、確認した豊田市・豊川市・岡崎市・春日井市のように、外壁の工事が「省エネ改修」や「耐震改修」の制度の一部として扱われる例があります。春日井市のように、同じ制度の中で断熱は対象、塗装は対象外と分けている市もあるため、対象外の工事の欄まで読みます。市町村のページで「外壁塗装」だけを探すと見つからないことがあるため、省エネ・耐震・住宅リフォームの各制度の対象工事一覧を開いて確かめます。一宮市のように、よくある質問のページで補助の有無を答えている市や、西尾市のように「市にない補助制度」を一覧にしている市もあります。
耐震改修と組み合わせる制度では、前提となる耐震改修補助の条件を先に市に確認すると、相談が早く進みます。空き家の活用や景観の補助は、対象の物件や区域が限られるため、自宅がその条件に入るかを最初に確かめます。
よくある質問
愛知県で外壁塗装だけに使える補助はありますか?
確認した8市にはありませんでした。名古屋市・一宮市・西尾市は外壁塗装を補助していないと公式に示しており、豊田市と岡崎市は断熱改修、豊川市は耐震改修との組み合わせが条件です。豊橋市の改修費補助は空家バンクの物件に限られます。春日井市は塗装工事を補助対象外と明記しています。
豊田市で外壁を塗装すると補助されますか?
塗装は対象外です。外壁は断熱改修として扱われ、開口部2か所以上の断熱改修を含める必要があります。
豊川市の補助は木造住宅だけですか?
非木造住宅の耐震改修も前提となる事業に含まれています。
豊川市の補助はいくらですか?
耐震改修の費用を除いた税抜のリフォーム工事費の20%以内で、上限は20万円です。
豊田市の受付はいつまでですか?
2027年2月15日が期限です。予算の残額は申請の時点で市に確認します。
岡崎市で外壁の断熱だけを申請できますか?
できません。交付要綱の組み合わせ表に外壁単独の改修はなく、天井・床・窓やガラスの改修と組み合わせ、居間か主たる居室を含める必要があります。9月30日時点の予算残額は240万円でした。
豊橋市の空家の補助は自宅の塗り替えに使えますか?
使えません。対象は豊橋市空家バンクに登録された空家を10年以上利活用する人の改修で、空家の外壁が含まれるかも要綱に書かれていないため、申請前に市への確認が必要です。
春日井市で外壁の断熱改修に市の補助は使えますか?
令和8年度は使えません。断熱材による外壁の断熱改修は補助の対象でしたが、5月20日の申請で予算の上限に達し、受付を終了しました。県の協調補助も春日井市では機器の単体補助だけで、今年度に壁の断熱を進めるなら国のみらいエコ住宅2026事業が候補です。
西尾市でリフォームに使える市の補助はありますか?
三世代同居対応住宅支援だけです。これから三世代で同居するための工事が対象で、工事費の2分の1を限度に30万円が補助されます。すでに同居・隣居している世帯や工事が完了している人は対象外で、認定通知の前に着工できません。
交付決定の前に契約してもよいですか?
豊田市・豊川市とも、交付決定の後に契約する順番です。春日井市の省エネ改修補助も交付決定通知の前の契約を認めていません。岡崎市と豊橋市も交付決定の後に着手します。一宮市の断熱窓は国の補助額の確定後に市へ申請する仕組みで、名古屋市には外壁に使える市の制度がありません。
まとめ
愛知県の名古屋市・一宮市・西尾市には、外壁塗装に使える市の制度がありません。豊田市と豊川市では、外壁の工事は豊田市なら断熱改修、豊川市なら耐震改修との同時施工として補助の対象になります。岡崎市も断熱材による外壁の断熱改修に限られ、外壁だけの改修や国の補助との併用はできません。豊橋市の改修費補助は空家バンクの物件向けです。春日井市は塗装を補助対象外としたうえ、外壁の断熱改修の補助も令和8年度は5月20日で受付を終えました。どの市でも、塗装だけの工事で申請できる制度ではありません。
豊川市で外壁塗装を補助の対象にしたい場合は、耐震改修の申請と同時に出すことが条件です。豊田市・豊川市・岡崎市はいずれも交付決定の後に契約や着手をするため、見積の段階で申請の順番を施工者と共有してください。市の補助がない市では、相見積もりで工事の範囲をそろえて比べることが、費用を抑える出発点になります。
出典
- 各市の公式ページ・要綱・対象工事一覧(名古屋市は2026年10月2日、豊田市は9月21日、豊川市は9月23日、一宮市・豊橋市・岡崎市は10月9日確認。リンクは市別ページに掲載)
- 西尾市・住まい・建築物の補助制度、西尾市・三世代同居対応住宅支援事業補助金(2026年10月14日確認)
- 春日井市・住宅省エネ改修費の補助制度(補助制度の手引きを含む)、春日井市・住まいに関する支援・補助金(2026年10月10日確認)
- 愛知県・住宅用地球温暖化対策設備導入促進費補助金(市町村との協調補助)、令和8年度県内市町村協調補助事業一覧・取扱要領(2026年10月9日確認。春日井市の欄は10月10日、西尾市の欄は10月14日確認)
- 気象庁・過去の気象データ検索(平年値)
- e-Stat・令和5年住宅・土地統計調査 第9-2表
- 国土交通省・建設業者検索
- 国土地理院住所検索、Natural Earth海岸線(市役所基準の概算)
