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草加市の外壁塗装に助成金はある?施工業者が申請する20%割引の補助、後期は予算残があれば【2026年】

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草加市には、外壁の塗り替えに使える補助があります。ただし市役所が住民に直接支払う補助金ではありません。草加地域経済活性化事業実行委員会が行う「市内リフォーム補助事業」で、実施要領の対象工事に「屋根、外壁、内装の塗替え等の工事」が挙がっています。実行委員会の認定を受けた市内の施工業者が請負額の20%を割り引き、その割引分を実行委員会が業者に補助する仕組みです。

令和8年度の前期は申請期間が5月7日から5月29日までで、すでに締め切られています。事業計画には11月5日・6日の後期受付が載っていますが、「後期受付は、補助金予算残額がある場合のみ実施」と書かれており、2026年10月14日の時点で後期を実施するという告知は見当たりません。実行委員会のサイト、草加市・埼玉県・国の公式情報を同日に確認した内容を順に説明します。県内のほかの市の制度は埼玉県の外壁塗装・助成制度一覧で比べられます。

目次

誰が申請し、誰に補助が出るのか

草加の制度は、施主が書類を出す一般的な住宅リフォーム補助とは役割の分担が逆です。実行委員会の運営で、事務局は草加商工会議所と草加市自治文化部産業振興課が務めています。

立場 この制度での役割
工事を頼む人(発注者) 草加市内に所有する建物の工事を、認定事業者に直接発注する
認定事業者(施工業者) 事前に認定を受け、補助金交付申請書を実行委員会に提出する。契約金額を割り引く
実行委員会 申請を審査し、予算を超えれば抽選で交付決定。工事完了後の請求に応じて業者へ振り込む

割引額は工事請負金額の20%で、1工事あたりの補助金額の限度額は「5千円以上10万円以内」です。1つの建物で1回、1人の発注者も1回しか使えません。1つの認定事業者が受けられる補助の総額も、実施期間を通じて60万円以内と決まっています。

草加市のページ(2025年4月3日更新)も「リフォーム請負金額の20%を補助(上限10万円)」と紹介していますが、期間や条件は載せていません。今年度の内容は、実行委員会のサイトにある令和8年度の実施要領と事業計画で確かめる必要があります。

出典:草加地域経済活性化事業・市内リフォーム補助事業、草加市・草加地域経済活性化事業補助金(2026年10月14日確認)

令和8年度の日程と、いま申し込めるか

実行委員会の事業計画では、市内リフォーム補助事業の日程が次のように組まれています。

  1. 令和8年4月2日:認定事業者の募集開始(本補助事業の終了まで随時受付)
  2. 5月7日〜5月29日:前期の受付(申請するのは各事業者)
  3. 6月上旬:補助金総額を超えた場合は抽選会
  4. 6月20日〜令和9年1月29日:工事施工期間
  5. 11月5日・6日:後期の受付(※補助金予算残額がある場合のみ実施)
  6. 令和9年1月29日:事業終了

前期は5月29日で終わっています。後期について計画には「申請状況により受付期間を延長する場合もあり」とも書かれていますが、予算が残っているか、後期を開くかの発表は10月14日時点で見当たりません。後期が行われた場合も、工事は1月29日までの施工期間内に終える必要があります。秋から冬にかけて塗り替えを計画している人は、実行委員会の発表を待ちつつ、補助がなくても進められる予算と工程を組んでおくと判断を誤りません。

出典:草加地域経済活性化事業実行委員会・事業計画(令和8年度)、市内リフォーム補助事業実施要領(2026年10月14日確認)

塗り替えで使う前に確かめたい条件

外壁塗装でこの補助を使う場合、実施要領の文言から次の点を確認しておきます。

  • 建物は発注者自身が所有し、草加市内にあること
  • 施工するのは、中小企業者で市内に本社または営業所等があり、実行委員会の認定を受けた事業者であること
  • 工事は建築確認を必要としない簡易なもので、実行委員会が認めたものであること
  • 認定事業者が工事を直接請け負うこと
  • 実施期間内に施工し、完了すること

認定事業者は、実行委員会の「市内リフォーム補助事業認定事業所検索」で業務内容(建築塗装など)や町名から探せます。見積もりを頼んだ会社が認定を受けているかは、ここで先に確認しておくと話が早く進みます。申請書類は業者が作るため、施主としては、見積書に割引前の請負金額と割引額が分かれて書かれているかを見ておきましょう。

出典:草加地域経済活性化事業・市内リフォーム補助事業認定事業所検索(2026年10月14日確認)

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「登録業者」を名乗る詐欺と、保険金で無料という勧誘

実行委員会のサイトのトップには、「最近『市内リフォーム補助事業登録者』を名乗った詐欺事案が発生しております。ご注意ください。」という注意が掲げられています。この制度は、施主が自分で申し込んで現金を受け取るものではありません。訪問してきた人が「補助の登録業者」と名乗っても、認定事業所の検索結果と社名・所在地を照らし合わせ、分からなければ事務局の草加商工会議所か市の産業振興課に問い合わせてください。

火災保険を使った修理の勧誘にも注意が必要です。国民生活センターは、経年劣化による住宅の損傷は自然災害などの事故による損害ではないため保険金支払いの対象にならないと説明しています。保険金の請求は加入者自身で行うのが基本で、うその理由で請求すれば保険金詐欺に当たるおそれがあります。「保険金を使って自己負担なく住宅修理ができる」とうたう住宅修理サービスの相談は、2019年度に2,684件寄せられました。草加の補助の割引は最大でも10万円で、「助成金で塗装が無料になる」という話にはなりません。不審に思ったら消費者ホットライン188に相談しましょう。

出典:草加地域経済活性化事業(トップページの注意)、国民生活センター「保険金が使える」と勧誘する住宅修理サービスに関する注意喚起(2026年10月14日確認)

草加市・埼玉県・国のほかの制度で外壁はどう扱われるか

草加市の「住宅関連の補助・融資」の一覧に載っているのは、吹付けアスベスト含有調査の費用の補助だけです。市の地球温暖化防止活動補助金は太陽光発電・エネファーム・蓄電池・V2Hが対象で、外壁や断熱は含まれず、令和8年度は予算に達して終了しています(2026年10月6日更新)。

埼玉県の窓断熱リフォーム支援事業は、予算執行率が100%に達し、令和8年7月29日で申請受付を終了しました。県の家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金は、蓄電池とエネファームの受付が続いていますが、太陽光・太陽熱は5月27日に締め切られ、外壁や断熱材の区分はありません。県はこのページで、太陽光発電設備や蓄電池等の導入・メンテナンスの勧誘は行っていないとも注意しています。

壁に断熱材を入れる工事なら、国の「みらいエコ住宅2026事業」(リフォーム)が候補になります。対象は平成28年12月31日以前に新築された住宅で、窓などの開口部と外壁などの躯体の断熱改修を組み合わせることが前提です。塗装は補助対象工事に含まれません。

新築された時期 開口部+躯体の断熱 特定エコ住宅設備も設置
平成3年まで 50万円/戸 100万円/戸
平成4年〜平成28年 40万円/戸 80万円/戸

外壁の断熱は、断熱性能区分により1立方メートルあたり44,000円・30,000円・15,000円・14,000円で算定します。申請はみらいエコ住宅事業者が行い、交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日、着工は遅くとも2026年12月31日までです。リフォームの予算に対する申請額の割合は9%(2026年10月14日 午前0時時点)でした。草加の補助との併用について、実行委員会の実施要領には記載がないため、両方を考える場合は事務局に確認してください。

耐震改修には市の補助があり、平成12年5月31日以前に建築確認を受けた木造住宅の一般耐震改修で、改修費用の23%・30万円が限度(特例割増を使うと最高55万円)です。市は、契約済みや工事完了後の申請はできないとしています。

出典:草加市・住宅関連の補助・融資、草加市・地球温暖化防止活動補助金、草加市・既存住宅耐震改修の補助、埼玉県窓断熱リフォーム支援事業、埼玉県・家庭における省エネ・再エネ活用設備導入補助金、みらいエコ住宅2026事業・リフォーム(2026年10月14日確認)

秋の長雨が塗装の工程に響く:越谷の平年値から

草加市内には気象庁の平年値を出している観測点がないため、北に隣接する越谷市の越谷観測所の値を使います。1991〜2020年の平年値は次のとおりです。

  • 年降水量:1,366.9mm
  • 月別で多いのは10月203.4mm、9月197.0mm
  • 少ないのは2月47.5mm、1月50.2mm
  • 年平均気温:15.4℃(日最高気温の年平均は20.5℃)
  • 年降雪深:観測項目がなく統計なし

9月と10月だけで年間の3割近い雨が降るため、秋に足場を組む計画では雨天順延の日数を見込んでおきます。後期の補助が実施された場合、工事は1月29日までに終える必要があり、雨の少ない冬に工程を寄せられるかも業者と相談しておくとよいでしょう。市役所から概略海岸線までの計算値は約20kmです。市役所を基準にした概算で、個々の住宅の塩害を判定する値ではありません。

出典:気象庁・越谷の平年値、国土地理院住所検索、Natural Earth海岸線(2026年10月14日確認)

1991〜2000年築の一戸建てが最も多い草加市

令和5年住宅・土地統計調査で、一戸建ての建築時期を見ると、最も多いのは1991〜2000年の9,860戸です。2001〜2010年が9,290戸、2011〜2020年が8,930戸と続き、平成期に建った家が厚い層をつくっています。居住世帯のある住宅は114,350戸、そのうち一戸建ては48,450戸(42.37%)で、共同住宅の比重も大きい市です。

建築時期 一戸建て
1970年以前 2,020戸
1971〜1980年 5,420戸
1981〜1990年 7,440戸
1991〜2000年 9,860戸
2001〜2010年 9,290戸
2011〜2020年 8,930戸
2021〜2023年9月 2,580戸

1990年代の家は築25年を超え、2回目の塗り替えやシーリングの打ち替えを考える時期に入っています。いずれもみらいエコ住宅2026事業の新築時期の条件(平成28年12月31日以前)に入るため、窓と壁の断熱を一緒に見直す選択肢もあります。市の耐震改修の補助は平成12年5月31日以前に建築確認を受けた木造住宅が対象なので、1970年以前の2,020戸から1990年代の家までの木造住宅は、外装の前に耐震診断を受けておくと工事をまとめやすくなります。

出典:e-Stat・令和5年住宅・土地統計調査 第9-2表(2026年10月14日確認)

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見積もりをそろえるための比較サービス

比較サービスで紹介される業者が、草加の補助の認定事業者とは限りません。補助を使いたい場合はそのことを最初に伝え、使えない場合の金額も同じ見積書で出してもらいます。

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塗る範囲(外壁のみか、屋根・付帯部も含めるか)を決めてから相談すると、各社の見積もりを並べやすくなります。

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外壁塗装の窓口 最大4社の相見積もり

紹介先が市内に本社や営業所を持つかを尋ね、認定事業所の検索と照らし合わせます。

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外壁塗装一括net 直接施工業者の一括見積もり

後期の補助が開かれなかった場合に備えて、補助なしの価格を比べる用途にも使えます。

草加市内の塗装工事業許可業者(3社)

国土交通省の建設業者検索で、草加市内に営業所があり塗装工事業の許可を受けている事業者を3社確認しました。市内リフォーム補助事業の認定を受けているかどうかは、実行委員会の検索で別に確かめてください。

事業者 所在地 電話 許可番号
有限会社斉藤塗装 埼玉県草加市 稲荷4-18-2 048-932-1323 埼玉県知事許可 第055578号(一般・塗装工事業)
有限会社カシュー塗装店 埼玉県草加市 稲荷5-12-20 048-931-9239 埼玉県知事許可 第031900号(一般・塗装工事業)
有限会社墨田塗装 埼玉県草加市 吉町5-4-28 048-922-3472 埼玉県知事許可 第034218号(一般・塗装工事業)

許可の有効期間の満了日は、有限会社斉藤塗装が令和12年7月13日、有限会社カシュー塗装店が令和9年1月29日、有限会社墨田塗装が令和12年10月19日です。掲載は推薦ではなく、当サイトとの提携関係もありません。

出典:国土交通省・建設業者検索(2026年10月14日確認)

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よくある質問

草加市で外壁塗装に使える補助はありますか?

あります。実行委員会の市内リフォーム補助事業が「屋根、外壁、内装の塗替え等の工事」を対象にしています。ただし令和8年度の前期は締め切られ、後期は予算残額がある場合にだけ実施されます。

自分で申請書を出せますか?

実施要領で補助金交付申請書を実行委員会に出すのは、認定を受けた施工業者です。施主は割引された金額で契約し、申請書には発注者として署名します。

補助はいくらになりますか?

割引額は工事請負金額の20%で、1工事あたりの補助金額の限度額は5千円以上10万円以内です。

11月の後期は必ず開かれますか?

予算残額しだいです。事業計画に「後期受付は、補助金予算残額がある場合のみ実施」とあり、10月14日時点で実施の告知は見当たりません。実行委員会のサイトで告知を確認してください。

申請が多いと先着順で締め切られますか?

申請内容を審査したうえで抽選方式で採択されます。申請額の合計が予算額を下回れば抽選は行われません。

市外の業者に頼んでも補助を使えますか?

対象は市内に本社または営業所等がある中小企業者で、実行委員会の認定を受けた事業者に限られます。

まとめ

草加市で外壁を塗り替えるときに使える補助は、市役所ではなく実行委員会が運営する市内リフォーム補助事業です。申請するのは認定を受けた市内の施工業者で、施主は請負額の20%の割引という形で恩恵を受けます。今年度は前期が締め切られ、11月の後期は予算が残った場合にしか開かれません。

当てにしすぎず、補助なしでも進められる見積もりを複数社から取り、そのうち認定事業者の見積もりで割引が使えるかを後から確かめる、という順で進めるのが現実的です。「登録業者」を名乗る訪問や「無料で塗れる」という話には、その場で契約せず事務局に確認しましょう。

草加市の近くの市区町

草加市から市役所どうしの直線距離が近い順に、当サイトで調べた周辺5市区町のページを並べました。助成制度は住んでいる市区町のものしか使えないため、隣の市の制度は参考として見比べてください。

埼玉県内の市区町を制度・受付状況で比べるときは、埼玉県の外壁塗装助成金の一覧をご覧ください。

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出典・確認日

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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