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島根県の外壁塗装に助成金はある?県のリフォーム助成は子育て・バリアフリー・部分耐震、松江市は空き家の活用改修のみ【2026年】

本ページはプロモーションを含みます。

島根県で今住んでいる家の外壁を塗り替える場合、県の補助も市の補助も使えない前提で費用を考えるのが現実的です。県が直接行う「しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業」の助成メニューは、子育て配慮改修・バリアフリー改修・部分的耐震改修の3つで、外壁の塗り替えや外壁の断熱は入っていません。

県庁所在地の松江市でも、市の「住宅関連支援制度」の一覧に、居住中の住宅のリフォームを支援する制度は載っていません。外壁に関わる工事を対象に挙げているのは空き家再生等推進事業補助金で、「今後も居住の用に供される見込みのない」空き家を交流施設などに改修する場合に限られます。

このページは松江市から掲載を始めており、県内のほかの市町村は今後追加していきます。それまでは、お住まいの市町村の住宅担当窓口で制度の有無を確かめてください。

目次

島根県・松江市・国の制度を表で比べる

自宅の外壁の塗り替えと外壁の断熱に使えるかどうかで並べました。

地域・制度 自宅の外壁の塗り替え 外壁の断熱改修 対象になる人・建物 補助の水準 受付
島根県・しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業 メニューにない メニューにない 子育て世帯・高齢者などが住む県内の既存住宅、昭和56年5月31日以前の木造一戸建て(部分的耐震) 1/4・上限25万円(部分的耐震は30万円) 令和9年2月15日まで
島根県・しまね省エネ住宅・再エネ設備パッケージ補助金 対象外 対象外 県内に新築される戸建てのZEH住宅 ZEHは定額・上限55万円 予算に達した時点で終了
松江市・空き家再生等推進事業補助金 対象外(空き家の外装の改修のみ) 記載なし 交流施設などに改修して10年活用する空き家 2/3・上限70万円 4月24日から受付
松江市・中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金 外壁の記載なし 外壁の記載なし 築20年以上の中古木造建築物を自分が住むために取得した人 10%・上限20万円 予算の上限で終了予定
国・みらいエコ住宅2026事業 対象外 開口部と組み合わせれば対象 平成28年12月31日以前に新築の住宅 40万〜100万円/戸 予約は11月16日まで

この表で外壁に触れる制度は、松江市の空き家再生等推進事業補助金だけです。ただし住まいとして使う家は対象にならず、外装の改修に外壁の塗り替えが含まれるかも原文には書かれていません。

県のリフォーム助成は子育て・高齢者・耐震のための工事

しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業は、市町村を経由せず県が実施し、申し込みの窓口は一般財団法人島根県建築住宅センター(0852-33-7268)です。令和8年度は、寝室や居間など家の一部を耐震補強する「部分的耐震改修」を単独でも使えるように拡充しています。

メニュー 対象となる住宅 助成の上限
子育て配慮改修 昭和56年6月1日以降に着工した県内の既存住宅(賃貸住宅を除く) 対象工事費の1/4・25万円(加算で最大75万円)
バリアフリー改修 同上 対象工事費の1/4・25万円(加算で最大75万円)
部分的耐震改修 昭和56年5月31日以前に着手した2階建て以下の木造一戸建て(上部構造評点1.0未満) 対象工事費の1/4・30万円(加算で最大50万円)

子育て世帯と親世帯の同居・近居や、空き家バンクに登録された住宅を買って改修する場合は10万円が加算されます。子育て配慮改修とバリアフリー改修は、昭和56年5月31日以前に着工した住宅だと耐震診断が必要で、一定の耐震改修を併せて行えば30万円が加算されます。受付は令和9年2月15日までで、予算がなくなり次第終わります。

外壁の塗り替えはどのメニューにもありません。塗装の工事を加えても、その費用が助成の対象になるとは書かれていないため、見積もりでは塗装と助成対象の工事を分けておきます。国や環境省などの支援事業と併用できるかは、各事業の事務局に問い合わせるよう県は案内しています。

出典:島根県・しまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業、島根県・しまね住宅関連補助・助成事業一覧(令和8年度)(2026年10月14日確認)

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県の省エネ補助は新築向け、既存住宅の断熱は国の事業を案内

県の省エネ関連の補助「しまね省エネ住宅・再エネ設備パッケージ補助金」は、県内に新築される戸建ての専用住宅で、BELSでZEHの証書を取ることなどが条件です。今ある家の外壁を断熱する工事には使えません。

県建築住宅課の「支援事業・制度」のページは、既存住宅の省エネ改修の支援として、国の住宅エコリフォーム推進事業、既存住宅における断熱リフォーム支援事業、長期優良住宅化リフォーム推進事業などを紹介しています。外壁に断熱材を入れる工事を考えるなら、国の制度が中心になります。

県は市町村の制度も含めた「しまね住宅関連補助・助成事業一覧」(令和8年度)を公開しています。一覧には「予算額に達する等により、すでに受付を終了している場合があります」とあるため、気になる制度は各市町村に受付状況を確かめてください。

出典:島根県・支援事業・制度(2026年10月14日確認)

松江市は居住中の住宅向けのリフォーム補助が見当たらない

松江市の住宅関連支援制度に並ぶのは、空き家の再生・除却、中古木造建築物の取得時の改修、子育て世帯の団地取得、三世代同居・近居の移転費などです。「外壁塗装の補助はない」と明記したページはなく、一覧に該当する制度がないことを根拠にしています。一覧にある「既存住宅の断熱リフォーム支援補助金」のページは国の事業の紹介で、松江市の補助金ではないと書かれています。

空き家再生等推進事業補助金は、おおむね1年以上使われておらず今後も住宅として使う見込みのない建物を、滞在体験施設や交流施設などに改修する事業が対象です。対象工事に「屋根または外壁などの外装の改修工事」があり、補助は改修工事費の3分の2以内・上限70万円(耐震改修を併せると140万円)、完了後10年間の活用が条件です。

中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金は、築20年以上の中古木造建築物を自分が住むために取得した人が、取得から1年以内に行う改修に使える制度です。補助率10%・上限20万円(UIJターン者は15%・上限25万円)で、工事の前に申請し、交付決定を受けてから着手します。要綱に外壁を名指しした記載はないため、外壁の工事を含めるなら申請前に市に確認します。手続きと許可業者は松江市の外壁塗装と助成制度のページにまとめています。

出典:松江市・住宅関連支援制度、松江市空き家再生等推進事業補助金について、松江市中古木造建築物改修及び除却支援事業補助金について(2026年10月14日確認)

外壁の断熱に使える国のみらいエコ住宅2026事業

国のみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)は、平成28年12月31日以前に新築された住宅で、窓などの開口部の断熱と、外壁などの躯体の断熱を組み合わせる工事が対象です。限度額は、平成3年以前の住宅で100万円/戸または50万円/戸、平成4〜28年の住宅で80万円/戸または40万円/戸です。外壁の断熱は性能区分に応じて1立方メートルあたり44,000円・30,000円・15,000円・14,000円で、塗装だけの工事は対象工事にありません。

申請するのは登録されたみらいエコ住宅事業者で、施主が直接申請することはできません。交付申請の予約は遅くとも2026年11月16日、着工は遅くとも12月31日までで、リフォームの申請額は2026年10月14日午前0時時点で予算の9%でした。県のリフォーム助成と同時に使えるかどうかは、それぞれの事務局に確かめる必要があります。

出典:みらいエコ住宅2026事業・リフォーム、同・躯体の断熱改修(2026年10月14日確認)

雨と湿気の多い松江の気候、古い一戸建ての多さ

市内の松江地方気象台(松江観測所)の1991〜2020年の平年値と、令和5年住宅・土地統計調査の値です。

項目 松江市
年降水量 1,791.9mm
年平均気温 15.2℃
年降雪深・年最深積雪 68cm・20cm
年間日照時間 1,705.2時間
市役所から概略海岸線まで 約10km
居住世帯のある住宅 84,720戸
一戸建て(割合) 49,820戸(58.81%)
一戸建てで最も多い建築時期 1971〜1980年(9,340戸)

年降水量は1,800mm近くあり、日照時間は短めです。北側の外壁や日の当たりにくい面にはコケや藻が付きやすく、窓まわりのシーリングが傷むと雨水が入り込みます。塗り替えでは高圧洗浄と下地補修の範囲を見積もりで確かめておきます。海岸線までの距離は市役所を基準にした概算で、住宅ごとの塩害を判定するものではありません。

一戸建ては1970年以前の建物が7,630戸、1971〜1980年が9,340戸と、昭和56年より前の家が多く残っています。県の部分的耐震改修や市の木造住宅耐震改修の補助はこの年代の木造住宅が対象になるため、塗り替えの前に耐震の状態を確かめておくと工事の順番を決めやすくなります。

出典:気象庁・松江の平年値、e-Stat・令和5年住宅・土地統計調査 第9-2表、国土地理院住所検索、Natural Earth海岸線(2026年10月14日確認)

見積もりを取る前に確かめること

  1. 塗り替えだけの工事なのか、耐震・バリアフリー・断熱も一緒に行うのかを決める。県の助成は塗装ではなく、子育て配慮・バリアフリー・部分的耐震の工事に出ます。
  2. 県の子育て配慮改修・バリアフリー改修の助成を使う場合は、施工する会社が県内に本店を持っているかを確かめる。
  3. 国の断熱補助を使うなら、依頼先がみらいエコ住宅事業者に登録しているかを聞く。
  4. 補助を使わない塗り替えは、洗浄・下地補修・シーリング・付帯部の範囲をそろえて複数社の見積もりを比べる。

台風や大雨で外壁が壊れた場合は、契約の補償内容によって火災保険の対象になり得ます。国民生活センターは、経年劣化による住宅の損傷は自然災害などの事故による損害ではないため保険金支払いの対象にならないとしており、請求は加入者自身で行うのが基本です。うその理由で請求すると保険金詐欺に当たるおそれがあります。「県や市の助成金で外壁塗装が無料になる」と勧誘されても、その場で契約せず、市町村の窓口か消費者ホットライン188に相談してください。

出典:国民生活センター・保険金が使えると勧誘する住宅修理の注意喚起(2020年10月1日公表。2026年10月14日確認)

よくある質問

島根県に外壁塗装の補助はありますか?

県のしまね長寿・子育て安心住宅リフォーム助成事業は、子育て配慮・バリアフリー・部分的耐震の改修が対象で、外壁の塗り替えはメニューにありません。県の省エネ補助も新築のZEH住宅向けです。

松江市で今住んでいる家の外壁塗装に補助は使えますか?

市の住宅関連支援制度の一覧に、住み続けている自宅の塗り替えに使える補助は見当たりません。

松江市の空き家再生等推進事業補助金は外壁に使えますか?

対象工事に「屋根または外壁などの外装の改修工事」がありますが、空き家を交流施設などに改修して10年間活用する場合に限られます。住むための改修には使えません。

外壁の断熱改修に使える補助はありますか?

国のみらいエコ住宅2026事業で、開口部と躯体の断熱改修を組み合わせる工事が対象になります。申請は登録事業者が行い、交付申請の予約は2026年11月16日までです。

古くなった外壁の補修に火災保険は使えますか?

年数がたって傷んだだけの外壁は保険金支払いの対象になりません。台風や大雨などの災害による損害かどうかが分かれ目です。

まとめ

島根県では、県のリフォーム助成は子育て・高齢者・耐震のための工事に限られ、松江市にも住み続ける自宅の塗り替えに使える補助は見当たりません。外壁の塗り替えは自費を前提に計画し、外壁に断熱材を入れるなら国のみらいエコ住宅2026事業の期限を確かめます。

雨と湿気の多い土地で、昭和56年より前の一戸建ても多く残っています。洗浄と下地補修まで含めた見積もりを複数社で比べ、耐震や断熱も考えるなら、県・市・国の制度の条件を工事の前に窓口で確かめてください。

出典・確認日

確認日はいずれも2026年10月14日です。

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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