本ページはプロモーションを含みます。
神奈川県内の住宅改修支援は、住所だけでなく、工事目的や世帯、住宅、施工者によって対象が変わります。一般住宅の外壁塗装を含む市がある一方、外壁の断熱改修、空家バンク物件、親世帯との同居・近居、新婚世帯の移住に限る制度もあります。
このページでは、取得済み一次資料をもとに、2026年9月14日までに受付状況を確認した13市を比較します。県内全市町村を網羅した一覧ではありません。補助対象と受付状況を分けて読み、契約・着工前に市の公式窓口で確認してください。
13市の住宅改修制度を比較する
| 市 | 対象工事・住宅 | 補助額の目安 | 2026年9月14日までの確認内容 |
|---|---|---|---|
| 海老名市 | 通常の外壁改修。市内取扱事業者等が施工し、着工前・施工中・完成写真を保存 | 対象経費の20%、上限20万円。多世代同居は上限30万円 | 受付中。9月7日更新画像で申請64件・残り受付枠136件 |
| 座間市 | 通常の外壁塗装を含む住宅リフォーム。市内本社・本店の施工者 | 上限5万円。税抜10万円以上の工事 | 第1回・第2回とも募集終了。第2回の応募超過時は9月28日に公開抽選 |
| 横須賀市 | 市外から転入する子世帯と市内の親世帯が同居・近居する住宅の外壁張替え・塗装 | 対象経費の50%、上限30万円 | 公式ページに受付終了表示なし。先着10件、予算到達で終了。一般の単独塗装制度ではない |
| 三浦市 | 外壁の張替え・塗装を明示した通常の住宅リフォーム。市内施工業者 | 上限8万円。工事費20万円以上 | 第1・第2期終了。第3期は10月1日〜26日、予定20件、超過時は原則抽選 |
| 小田原市 | 市内施工業者による通常の住宅リフォーム。税抜20万円以上 | 3万円相当の地場産品等カタログギフト | 10月30日まで。公式ページに残枠・執行率の数値表示なし。65件超は抽選 |
| 厚木市 | 市外から転入する子世帯の親元近居・同居に必要な改修。一般の経年劣化修繕は対象外 | 対象経費の10%、上限20万円 | 現行制度掲載。外壁工事を含められるかは契約前に窓口確認が必要 |
| 秦野市 | 空家バンク登録の一戸建てを居住・公益利用へ改修。通常の居住中住宅は対象外 | 対象経費の3分の1、上限50万円 | 現行制度。施工前申請で、予算上限到達時に終了 |
| 大和市 | 環境省対象製品を使う外壁断熱材・窓等の改修。一般塗装・遮熱塗料単独は対象外 | 対象経費の3分の1、戸建て上限120万円 | 公式ページに受付終了表示なし。2027年1月29日まで先着順、着工2週間前までに申請 |
| 平塚市 | 国・県補助と組み合わせる壁等の断熱施工。外壁塗装単独は対象外 | 国・県補助控除後の税抜工事費の3分の1、上限8万円 | 8月27日時点18件受付。先着順・予算範囲内 |
| 南足柄市 | 新婚世帯の移住に伴う住宅修繕。別制度の壁断熱改修も塗装単独は対象外 | 新婚移住支援は上限30万円、双方29歳以下は70万円。壁断熱は上限7.5万円 | 新婚移住支援は8月24日時点0%。断熱等補助は9月3日時点43%、いずれも受付中 |
| 相模原市 | 子育て・若年・介護等の世帯が親世帯との同居等に伴い中古住宅を改修。一般塗装の一律補助ではない | 改修費の5分の1、基本上限40万円。転入等の加算で最大80万円 | 2027年2月26日まで。契約・着工前の交付決定と市内施工業者が条件 |
| 綾瀬市 | 窓を必須とする省エネ改修。外気に接する壁の断熱を併用可能。塗装単独は対象外 | 翌年度1年分の固定資産税を3分の1減額(条件により3分の2) | 2031年3月31日までの工事が対象。完了後3か月以内に申告 |
| 茅ヶ崎市 | 窓を必須とする省エネ改修。外気に接する壁の断熱を併用可能。塗装単独は対象外 | 翌年度1年分の固定資産税を3分の1減額(条件により3分の2) | 2026年4月7日更新の現行制度。完了後3か月以内に申告 |
同じ「外壁」という言葉があっても、一般塗装、断熱材施工、世帯条件付き改修では申請できる費用が違います。補助額を工事総額から先に引かず、市別ページで住宅・申請者・施工者・日付の条件を確認してください。
一般の外壁塗装に使える制度を分ける
海老名市、座間市、三浦市、小田原市は、取得済み資料上、通常の住宅改修または外壁塗装を対象に含みます。ただし、海老名市は工事後申請で三段階の写真が必要、座間市は2026年度募集終了、三浦市は期別募集と抽選、小田原市は現金ではなくカタログギフトです。
「外壁塗装が対象」という一点だけで比較すると、現在申請できるか、誰へ頼めるか、いつ着工できるかを見落とします。見積書には足場、下地補修、外壁、付帯部を分け、制度に必要な写真・領収書・完了報告の対応範囲も記載してもらいましょう。
目的限定の改修を通常塗装と混同しない
横須賀市は市外から転入する子世帯との同居・近居、厚木市は親元近居・同居に必要な改修、秦野市は空家バンク登録物件の活用、南足柄市は新婚世帯の移住という条件があります。現在住んでいる住宅を経年劣化のため塗り替えるだけでは、これらの制度を一律に使えません。
大和市と平塚市は外壁を含む断熱改修の制度です。対象製品や国・県制度との関係を確認し、一般塗料や遮熱塗料を塗るだけの工事と区別します。断熱材施工に伴う仕上げ塗装が見積書へ入る場合も、補助対象部分と対象外部分を分けて計算してください。
申請・契約・着工の順番を確認する
海老名市は対象期間内に工事・全額支払いを終えた後、海老名商工会議所へ申請します。工事後申請でも、着工前・施工中・完成の写真を後から作ることはできません。座間市、横須賀市、三浦市、秦野市、大和市などは、交付決定前または申請前の着工を避ける必要があります。
小田原市は申請後に着工しても、応募が65件を超えた場合は抽選であり、支援確定ではありません。平塚市は着工前の事前着手届、国・県補助との関係、市の交付決定を別々に管理します。南足柄市の新婚移住支援では、婚姻等から契約までの期間と2026年4月1日以降の支払いを確認します。
見積日、契約日、申請日、交付決定日、着工日、支払日、完了報告日を一本の工程表へ置き、市の要件と照合すると順序違反を防ぎやすくなります。
気候と海岸距離を点検項目へ変える
気象庁の1991〜2020年平年値では、海老名観測所の年間降水量は1,760.9mm、三浦観測所は1,573.9mm、平塚観測所は1,538.3mm、小田原観測所は1,996.5mmです。市内観測所がない市は近隣観測所を参照しており、市内全域や自宅敷地の実測値ではありません。4観測所とも積雪の平年値がないため、無降雪とは断定しません。
| 距離区分 | 市 | 現地調査で確認する視点 |
|---|---|---|
| 市役所が海岸線から2.5km未満 | 横須賀・三浦・小田原 | 金属部、シーリング、付着物、塗膜端部を確認。市内一律の塩害判定には使わない |
| 市役所から概算約5km | 平塚 | 海側への露出と内陸側の違いを現地で確認 |
| 市役所から概算約10km | 秦野・南足柄 | 山地や斜面、樹木、日照など市域内の局地差を確認 |
| 市役所から概算約15〜20km | 海老名・座間・厚木・大和 | 塩害を前提にせず、北面、雨だれ、風通し、植栽周辺を確認 |
海岸距離は国土地理院の市役所座標とNatural Earth海岸線から求めた5km単位の概算です。個別住宅の海岸距離や塩分量ではありません。雨量と距離だけで塗料を決めず、外壁材、下地、方角、過去の施工を現地で確認します。
一戸建て戸数と建築時期を比較する
2023年住宅・土地統計調査の「居住世帯のある住宅」を基準にした13市の数値です。空き家を含む建物総数、未塗装戸数、助成対象戸数ではありません。
| 市 | 居住世帯のある住宅 | 一戸建て | 一戸建て比率 |
|---|---|---|---|
| 海老名市 | 60,110戸 | 28,810戸 | 47.93% |
| 座間市 | 59,640戸 | 27,190戸 | 45.59% |
| 横須賀市 | 163,200戸 | 95,480戸 | 58.50% |
| 三浦市 | 17,240戸 | 12,060戸 | 69.95% |
| 小田原市 | 82,980戸 | 51,580戸 | 62.16% |
| 厚木市 | 103,170戸 | 47,350戸 | 45.90% |
| 秦野市 | 70,770戸 | 41,470戸 | 58.60% |
| 大和市 | 114,550戸 | 45,960戸 | 40.12% |
| 平塚市 | 110,950戸 | 60,190戸 | 54.25% |
| 南足柄市 | 16,100戸 | 12,700戸 | 78.88% |
| 相模原市 | 338,400戸 | 157,600戸 | 46.57% |
| 綾瀬市 | 36,020戸 | 24,240戸 | 67.30% |
| 茅ヶ崎市 | 105,730戸 | 61,140戸 | 57.83% |
一戸建て比率は南足柄市78.88%、三浦市69.95%、小田原市62.16%の順に高い一方、一戸建て戸数は横須賀市95,480戸が最多です。比率と戸数は別の指標であり、どちらも外壁の劣化や制度利用件数を示しません。市別ページでは建築時期別の推計も掲載していますが、自宅の築年、外壁材、改修履歴は個別資料で確認してください。
県の許可名簿と市の施工者条件を分ける
各市ページには、神奈川県知事許可業者名簿の掲載から、塗装工事業を確認した市内3社を記載しています。13市で合計39社です。一般・特定の許可区分は推奨順位や戸建て塗装の得意不得意を表しません。
県名簿に掲載されていても、海老名市の取扱事業者等、座間市の市内本社・本店、横須賀市の市内本店、三浦市・小田原市・秦野市の市内施工業者という各制度の要件を自動的に満たすとは限りません。契約主体、所在地、現在の許可、営業状況、申請書類への対応をそれぞれ確認します。
よくある質問
神奈川県内なら隣の市の助成金も使えますか?
原則として各市の居住・所有・施工者などの条件を満たす必要があります。隣接市に制度があっても、自宅所在地が違えば同じ条件では申請できません。
外壁塗装が対象と書かれていれば契約後でも申請できますか?
市ごとに順序が異なります。交付決定前着工を対象外とする制度、工事後申請でも着工前写真が必要な制度、抽選で支援が確定しない制度があります。契約・着工前に市別ページと公式資料を確認してください。
断熱改修の補助を遮熱塗料だけの工事に使えますか?
大和市と平塚市、南足柄市の壁断熱制度は、一般の外壁塗装や遮熱塗料単独を対象としていません。対象製品、国・県補助との関係、対象経費を確認し、仕上げ塗装と断熱施工を分けて見積もります。
お住まいの市から対象と申請順を確認する
最初の比較表から市別ページへ進み、現在の受付、対象住宅、申請者、施工者、対象工事、必要書類を確認してください。補助を受けられない場合も支払える総額を基準に、複数社へ同じ調査条件を伝えて見積書を比較します。
出典・確認日
制度受付状況と一次資料の確認日:2026年9月14日(既存10市の一部資料は9月11日・12日)。受付状況と県の月次名簿は変わるため、申請・契約前にも公式ページで確認してください。
- 海老名市・住宅改修支援事業補助金
- 座間市・住宅リフォーム補助制度
- 横須賀市・2世帯住宅リフォーム等補助金
- 三浦市・住宅リフォーム助成事業
- 小田原市・地域経済循環型住宅リフォーム支援事業
- 厚木市・親元近居・同居住宅取得等支援事業補助金
- 秦野市・空家の管理及び活用促進補助金
- 大和市・既存住宅の断熱改修工事への補助
- 平塚市・既存住宅断熱リフォーム補助金
- 南足柄市・結婚新生活移住支援補助金
- 南足柄市・既存住宅断熱リフォーム補助金
- 気象庁・平年値
- e-Stat・2023年住宅・土地統計調査 第9-2表
- 神奈川県・建設業許可業者名簿
- 国土地理院・住所検索
- Natural Earth・1:10m Coastline
