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富山県の外壁塗装助成金【2026年確認】富山市・高岡市の制度と県の断熱改修補助

本ページはプロモーションを含みます。

富山県内の住宅改修制度は自治体ごとに違います。このページでは、県庁所在地の富山市と、県西部の高岡市の2市を比べます。県内全域へ同じ対象工事、上限、日程を当てはめる資料ではありません。

2市とも、一般の家の外壁を塗り替えるだけの工事に使える市の補助は見当たりません。富山市は親世帯と同居するための修繕・模様替えを審査する制度で、外壁を個別には挙げていません。高岡市で外壁に関わる一般向けの補助は、断熱材を入れる改修に限られ、塗装は対象外です。県にも、外壁の断熱化を含む既存住宅の省エネ改修の補助があります。

目次

2市の制度を比べる

市 外壁に関わる制度 支援 外壁の扱い 受付
富山市 ふるさと回帰リフォーム等補助事業 対象経費の2分の1・上限100万円 外壁の個別列挙なし。同居のための修繕として市が審査 期限表示なし
高岡市 たかおか暮らし支援事業のエコ(高断熱)リフォーム 工事費30万円以上の3分の1・最大20万円(加算あり) 断熱材を入れる外壁改修のみ。塗装は対象外 令和8年度実施中・工事着工前に申請

富山市の確認日は2026年9月21日、高岡市は2026年10月31日です。外壁塗装の補助がある市として数えられるのは、2市のうちどちらもありません。富山市は親子同居という人の条件、高岡市は居住誘導区域と断熱材という工事の条件があり、いずれも普通の塗り替えを補助する仕組みではないためです。

富山市:親子同居のための修繕を審査する

富山市ふるさと回帰リフォーム等補助事業の対象工事は「子世帯が親世帯と同居するための増築、修繕又は模様替え」です。公式ページに受付期間の記載はなく、主な条件は、独立して暮らしていた子世帯が親世帯と同居すること、市内の建設業許可業者が施工すること、着工前に申請すること、同居を3年以上続けることです。

要綱は外壁という語を個別に列挙しないため、塗装一式を当然の対象とはしません。同居に必要な建物本体の修繕としてどこまで認められるか、着工前に見積書と写真で審査を受けます。施工者は市内の建設業許可業者という条件があり、国交省の検索で塗装の許可を確認しただけでは市制度の全要件を満たしません。制度名だけが似ている別の自治体へ、この条件を当てはめないでください。

申請前に残しておきたい記録は次のとおりです。

  • 親世帯と子世帯の続柄と、それぞれの住所の履歴
  • 子世帯が同居前に親世帯の町内会の範囲外に10年以上住んでいたこと(18歳未満の子を育てる世帯は不要)
  • 住宅の所有者が、同居する子世帯か親世帯の世帯員であることの確認
  • 施工会社が建設業の許可を持つ富山市内の業者であることの確認
  • 着工前に申請し、市の確認を受けた記録

施工前・中・後の写真は、雪や雨で傷んだ下地が仕上げ後に隠れる前に撮影します。

高岡市:外壁は断熱材を入れる改修だけ

高岡市の「補助金メニューの一覧」(2026年4月1日更新)で「外壁・屋根の改修」の欄に挙がるのは、景観地区などのまちなみの保全支援(高岡市町並み保存・都市景観形成事業)です。一覧と景観計画のページには補助率や上限額が載っていないため、対象地区の家は計画段階で景観みどり課に問い合わせます。

一般の世帯に関わるのは、たかおか暮らし支援事業の「エコ(高断熱)リフォーム」です。

  • 対象区域:居住誘導区域(まちなか区域を含む)
  • 対象の住宅:昭和56年6月以降に建築された一戸建て(新耐震基準適合住宅、耐震改修工事を行う木造一戸建ても可)
  • 補助:対象工事費30万円以上の3分の1、最大20万円(若年UIJターン世帯・新婚世帯などの加算あり)
  • 申請:工事着工前

対象基準(別表第4)は建具の性能、断熱材の最低使用量、断熱材の種類で組み立てられ、断熱材の表に「外壁」の区分があります。外壁で補助の計算に入るのは壁に断熱材を入れる工事で、断熱をうたう塗料での塗り替えは当てはまりません。張り替えと断熱と仕上げの塗装を一度に行うなら、見積書で断熱材の施工と塗装の金額を分けておきます。

昭和56年5月以前の木造住宅には、耐震改修工事費の5分の4(限度額120万円)を補助する木造住宅耐震改修支援事業があり、着工日(契約日)前の申請が必要です。

富山県の富山型高性能住宅推進事業

富山県の「富山型高性能住宅推進事業費補助金」(2026年9月2日更新)は、既存住宅の省エネ改修に全体改修・ゾーン改修とも120万円を限度として、開口部・躯体等の断熱化工事費の5分の4を補助します。補助を受けるのは個人で、県に直接申請する制度です。要綱のモデル工事費には外壁の断熱も載っていますが、塗装は断熱化工事に当たらず対象になりません。

改修は交付決定を受けてから着手するもので、受付は6月15日に始まり、予算の上限に達すると終了します。2026年10月31日時点のページに受付終了の表示はありません。要綱は、この補助金に市町村が上乗せするものを除き、国・県・市町村等の補助金を重複して受けないことを求めています。高岡市のエコリフォームや国の事業と組み合わせたいときは、県と市の両方に事前に確かめてください。

県は、令和6年度の住宅省エネ改修推進モデル事業費補助金を終了してこの補助金に再編したと書いています。令和8年度に新設された空き家フルリノベーション支援事業費補助金は買取再販事業者等が実施主体で、個人が所有する空き家の改修は対象になりません。

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雨と雪の多い2市の気候と住宅統計

市 観測所・統計期間 年降水量 年降雪深合計 市役所から概略海岸線まで 一戸建て(比率)
富山市 富山・1991~2020年 2,374.2mm 253cm 約5km 110,480戸(63.81%)
高岡市 伏木・1991~2020年 2,281.0mm 238cm 約5km 48,080戸(75.03%)

富山の最深積雪は51cm、伏木は54cmです。年降雪深合計は一冬に降った雪の深さを足した値で、一度に積もる量とは別に読みます。どちらの市も年降水量が2,000mmを超え、雪寄せで雪が押し付けられる壁の下の方や落雪がかかる部分は、塗膜のはがれや金属部のさびを重点的に確認します。雨掛かり、積雪、融雪水の経路を分けて観察すると、傷みの原因を絞り込めます。海岸線までの距離は市役所を基準にした概算で、一軒ごとの塩害を判定する値ではありません。

令和5年住宅・土地統計調査で、富山市の居住世帯のある住宅は173,150戸、高岡市は64,080戸です。富山市の一戸建ての建築時期別内訳は、1970年以前13,010戸、1971~1980年16,620戸、1981~1990年16,720戸、1991~2000年18,120戸、2001~2010年18,210戸、2011~2020年19,440戸、2021~2023年9月3,940戸です。1980年以前に建てられた一戸建てが29,630戸あり、親世帯の住宅が古い場合は、同居のための改修と合わせて外壁の傷みも確認することになります。

高岡市の一戸建ては1971~1980年築の9,120戸が最も多く、1980年以前の家はエコリフォームの対象住宅(昭和56年6月以降の建築)から外れることがあります。市の補助を使うなら、新耐震基準への適合を確かめるか耐震改修と組み合わせます。統計の戸数は申請できる件数ではありません。

2市で許可を確認した塗装工事業者

市 事業者 許可番号
富山市 有限会社今井塗装店 富山県知事許可 第009469号
富山市 有限会社大久保塗装 富山県知事許可 第014129号
富山市 伊東塗装 富山県知事許可 第015299号
高岡市 三好塗装店 富山県知事許可 第010809号
高岡市 有限会社中山塗装店 富山県知事許可 第010751号
高岡市 松長塗装工業 富山県知事許可 第017375号

所在地と電話は市別ページに載せています。富山市の3社は2026年9月21日、高岡市の3社は2026年10月31日に、国土交通省の建設業者検索で会社名、許可番号、塗装工事業の許可を照合しました。掲載順は推薦順位ではなく、当サイトとの提携関係もありません。許可は施工の品質、価格、保証、補助申請への協力を証明しないため、契約時に再確認します。

富山県内のほかの市町村で制度を探すとき

県内のほかの市町村は今後追加していきます。探すときは、自治体名と「同居」「住宅リフォーム」「空き家」「断熱」を組み合わせて検索し、外壁が対象工事の一覧にあるかを確かめます。高岡市のように補助金の一覧ページを用意している市では、「外壁・屋根の改修」のような区分があるかが手がかりになります。

一覧に外壁がない制度では、外壁工事が対象になるかは自治体の判断です。見積書を持って担当課に相談し、回答を得てから契約します。県の断熱改修補助を使う場合も交付決定の後の着手なので、足場の日程を決める前に申請の予定を業者に伝えておきます。

よくある質問

富山県なら富山市の制度をどこでも使えますか?

使えません。富山市の制度は富山市内の住宅が対象で、住宅のある自治体の資料が必要です。

富山市の制度で外壁はどう扱われますか?

外壁は個別に列挙されていません。同居のための建物本体の修繕・模様替えに当たる外壁改修は申請対象になり得ますが、個々の工事は市が審査するため、見積書を持って契約前に照会します。

高岡市で外壁の塗り替えに使える補助はありますか?

一般の家の塗り替えに使える市の補助は見当たりません。エコ(高断熱)リフォームで外壁が対象になるのは断熱材を入れる改修で、塗装は含まれません。

富山県の補助で外壁を直せますか?

富山型高性能住宅推進事業費補助金は、既存住宅の開口部・躯体等の断熱化に5分の4(上限120万円)を補助します。外壁の断熱化は対象ですが、塗装だけの工事は対象外で、交付決定後に着手します。

市内に住む子世帯が親と同居する場合も富山市の対象ですか?

同居前に親世帯の町内会の範囲外に10年以上住んでいたことが条件です。18歳未満の子を育てている世帯には、この条件はかかりません。

富山市の同居はどのくらい続ける必要がありますか?

交付決定から3年以上同居を続け、市が同居を確認することに同意する必要があります。補助は対象工事費の2分の1で、上限は100万円です。

雪の多い地域で特に見ておく場所はありますか?

雪が当たる壁の下の方や、落雪がかかる部分は傷みやすいため、塗膜のはがれやさびを確認します。

まとめ

富山市と高岡市のどちらにも、一般の家の塗り替えに使える市の補助は見当たりません。富山市は親子同居のための修繕を市が審査する制度、高岡市は居住誘導区域で外壁に断熱材を入れる改修に限った制度で、県の富山型高性能住宅推進事業も断熱化が対象です。

断熱や同居の工事を組み合わせるかどうかで、使える制度と申請の順番が変わります。着工前の申請と交付決定を先に済ませ、断熱と塗装を分けた見積もりを複数社から取って比べてください。

出典

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この記事を書いた人

「外壁塗装の見積もりガイド」運営者。株式会社アクセス・リンク代表取締役で、(社)全日本SEO協会の認定SEOコンサルタントとしても活動しています。外壁塗装を考え始めた方が、見積もりや助成金、業者選びで迷わず判断できるよう情報をまとめています。記事は国土交通省・国民生活センター・気象庁・各自治体の公式資料を原文で確認して作成し、出典と確認日を明記しています。特定の業者をすすめるのではなく、複数社の見積もりを同じ条件で比べるための判断材料を届けることを大切にしています。

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